◆過去小事
2004.02

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「裏小事(占い付き)」


3月23日

いかりや長さんが亡くなった・・・。おかしいよね、なかなか出てこないよね、ダメなのかな〜と言っていた矢先。
笠智衆亡き後、これから良〜いおじいちゃん役者になるのは、長さん以外にない!と言っていたのに。
はー、がっくり。ショック。買い付け前に大ショック。

今日で発送はおしまいです。
再開は4/1になります。ご迷惑をおかけしますがご理解ご協力をお願いいたします。
はー。

3月20日 昨日の続きだよ

「ねえ、トイレまだ?」とは、なんつーこと言ってんのって、テーブル席のおばちゃん。
「ごめんね、ちょっと待ってね」って女将さんが言ってるのに、「ママ!だったら私帰るからね」と。
テーブル席に座っていた一団は立ち上がり「お勘定!」
みんな常連さんで酔っ払いだからって、人が倒れてワタワタしてる時に手を煩わすなよな。
テーブル席が帰っていくと、とたんに静かになって、おじちゃんもやっとなんとか立ち上がって
元の私の隣席に戻ってきた。「ふーっ、ごめんねえ、ちょっと疲れてたんだよ」とおしぼりで顔を拭いた。
一件落着と思いきや・・・遠くに聞こえるサイレンの音・・・・来ちゃったよ〜救急車。
「帰ってもらって!帰ってもらって!」と黄色い顔でおじちゃんが言う。
うーん、この時はちょっとでいいから具合悪いふりして横になってくれないかなあ、とよぎってしまった。
大将もバツが悪そうだ。どやどやと救急隊員が入ってくる。「なんでもかんでも救急車呼んじゃだめ!」って
怒られるんじゃないかと、一同ちっちゃくなって身構える。
「お父さん、大丈夫?ちょっとでも具合が悪ければ病院行こうよ」と救急隊員がおじちゃんの顔を覗き込む。
「うん、大丈夫、大丈夫、すみませんね」と言いながらおじちゃんはまたトイレに行った。
「いやね、お客さんに何かあったら大変だから呼んじゃったんだけど、大丈夫みたいだから戻ってください」と
大将が頭を下げると、救急隊員は「いいのいいの、ちょっとトイレから帰ってくるの待とう。それ様子見たらね」と
大将を制した。救急車は病人相手だから、当たり前といえば当たり前なんだが、一言一言があんまり優しいん
でちょっと感動してしまった。大将も「おぅい母ちゃん!駆けつけ一杯だ!飲んでってもらえ!」てな冗談を
言う。もう怒られないと決まればのびのびしちゃってまあ。
さて、帰ってきたおじちゃんは相変わらず黄色い顔なのだが、大丈夫と言い張り、救急車は拒否する人を
乗せる事が出来ないのでやはり帰ることになった。「あのね、これからもし具合が悪くなったら、一晩に何度も
呼んじゃ悪いなんて思ったりしないで、すぐに呼ぶんだよ。遠慮なんかしちゃだめだよ」と
隊員はおじちゃんの肩を叩いて言った。おお、、、初めて行政に対して愛を感じたよ・・・。

騒ぎが去って暖簾を閉まって、大将や女将さんも飲み始めた。
少し関係ない話をしておじちゃんを休ませてから大将が家まで送っていった。いやはや〜、わははは〜なんて、
その間もういっぱいだけ、と酔っ払い達はまたも飲み、大将の存在を忘れた頃大将が帰ってきた。
「いひー、さーみかったべ、バカヤロメ〜」と震えて入ってきた大将。その後ろにはなんとおじちゃん。
振り返った大将の驚き、みんなの唖然「え?あれ?!」 ゆ、幽霊!?になるのはちょっと早いだろ。
「いっくら呼んだって気がつかねえんだから〜」と、おじちゃんはお礼のお酒を持って大将を追っかけて来たのだ
った(寿司屋に酒ってそんな)。
大将「なーん、もぉ〜なにやってんだ、それじゃ何にもなんねえじゃねえかよ〜」とおじちゃんにネックブリカー。
歯の抜けた大将と黄色い顔のおじちゃんはひとしきり子犬のようにじゃれあっていた。怖かわいい・・・。

まあ、これ以上我々がアレしてもアレなんで、場所を変えることにした。
「これでいい?」栗さんが渡したのは1万円札。「や!栗さん1万円も貰っちゃっていいの?」と大将。え?
あれだけ飲んで、お造りしてもらって、握ってもらって、こんなに盛りだくさんのアトラクションがあって、
1人約3300円かよ。や、やっすー

そして帰りのタクシーは、前のタクシーに軽くおカマをほりました。波乱万丈日。

3月19日

昨晩、航空券やホテルの手配、発送などひとしきりの仕事を終えた頃、ダーから呼び出しの電話。
ダーの仕事関係のおっさんがお寿司をご馳走してくれるというので、ここから電車で20分くらいの
下総中山に出かけていった。下総中山という町は中山法華経時という大きなお寺があって、そこに
向かう道がだーっと長く商店街になっている。こじんまりとしたお店が軒を連ねて、それがどこも適当に
繁盛し、かつての元気な商店街を思わせるなかなか素敵な通りだ。

駅から2分ほど歩くと、ガタガタ引き戸の小さなお寿司屋さんに到着。
そのおっさん→栗さんは、常連さんなので、まっすぐカウンターへ向かう。
カウンターで空いている椅子は2席。それでも躊躇せずカウンターへ向かう。
気にした常連さん達が「じゃ、オレはこれで帰るから栗さんすわんなよ」と何人かのお尻がアップダウンし
「いーからいーから」を言い合った結果、寿司を握っている大将の横に栗さんが座るという、なんともいえない
風情で飲み会が始まった。なにしろ店全体が友達ムードなので、隣の席のおじさんも、ちょっと離れた席の
おばさんも皆気さくに話し掛けてくる。それも店主であるこの人のキャラがあってこそなんだろう。
でっかい声でかまってくれるこの大将は、小枝模様ショッキングピンクの鯉口シャツに共布のハチマキ
といういでたちで、にかっと笑ったその口の中には糸切り歯以外の歯がない。かなり怖かわいい。
しっかり者の女将さんに冗談交じりの檄を飛ばす。それを受けて立つ女将さんのリアクションも最高。
味にうるさい栗さんのご推薦だけあって、魚はかなりうまい。
3人でつまんない浮世話に花を咲かせていた時、突然この大将が「かあちゃん!救急車!」と叫んだ。
見ると私の席にいたおじちゃんがいない。トイレから出たところでバーンと倒れたのだ。
「動かしちゃダメですよ!」と我々は口々に言いながら腰を浮かして様子を見ると(立つまでもなくが店狭い)
バーコードの髪を全部逆流させた落武者がそこにいた。意識は朦朧、ゲロってもいる。
酔っぱらっちゃって貧血を起こしたのか脳溢血なのか、ここが運命の分かれ道だ。
「救急車!」と大将は叫びながら、「おい、戻しちゃったの拭いてやれよ」と。女将さんは一人しかいないので
両方は出来ますまい。ゆっくり女将さんがおじちゃんに話し掛けると、ちゃんと返事もし落ち着いてきていた。
でもこれが素人判断で、帰った後に死んじゃったりしたらとても嫌なのである。大将が救急車に電話して
いるのを、誰も止めなかったのはその場にいた皆にそんな考えがどこかにあったからだろう。
「人が倒れちゃってね、救急車お願いしますよ。商売やってるからね、お客さんなんですよ。
はいはい、住所は○○の○○、うん、そう、なに?どんなって、だから倒れてんだよ、だから、え?
何言ってんだおめえ、え!そんなことわかるかよ。くだらねえ事言ってる暇があったらさっさと車出しやがれ
この野郎!早くしろよ!なんでもいいから、えーー!?ばっか野郎、お前名前なんてんだ、あぁ?!
住所はもう言っただろう。言っただろうよ。何聞いてんだ、あぁーー?!」そしてガシャン。
あんなに大声出したのに、お茶目な「やっちゃった、てへっ」って顔で振り返った。
「それで、救急車来るの?」と女将さん。「しらねえ」

続く・・・

3月18日

自分的にかなり突然、来週24日から買い付けに行くことにしました。
我が家の事情でなかなか出発の日にちを決められなかったのですが、業を煮やしてお出かけです。
ちゃーっと行って、ちゃーっと帰ってきます。最短2カ国の買い付け。
で、落ち着いたらまたゆっくり行ければ行こうっと思って。
このままゴールデンウィークに突入したらチケットも高くなっちゃうし、ハンちゃんの顔も見ておきたいし。
発送業務は23日でいったん終了です。再開は4月1日になりますので、お急ぎの方はお早めに〜
おしらせでした!

3月16日

のー体が重い。ここのところの不摂生がすぐ肉に・・・。春ですなあ。

訳あって、最近いい言葉探しをしている。野暮用なんですがね。
ネットで名言集なんかを見てる。しかし、偉人の言葉なんてつまんないもんだなー。
確かに良いこと言っちゃいるが、それが気持ちにフィットするかといったら全然。
だいたい、名言が生まれる背景には生まれるだけの理由があって、名言の前後にはちゃんと
その物語が立っている筈なんだけど、一人歩きするその名言は切り取られていて
まったく前後関係と関係なく使われたりするから面白くなくなってしまうのかもしれない。
むか〜し、むかし就職活動中に、内定を貰った会社の社長の話について感想を書いて来いという
宿題をもらって、同じ様な事を作文に書いて出した事がある。
会社に入る前から社長に文句言う人なんていなかったようで、人事に呼び出されて「何が不満なのか?」
と机を挟み話し合いをもたれてしまった。
その時社長が引用していたのは、夏目漱石の草枕から
「智に働けば角が立つ。情に竿されば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」
だったんだけど、なんだかひどく関係ない使われ方をしていて、腹が立ったんだよなあ(忘れたが)
この言葉もその切り取られた部分だけで「そうなのよ、そうなのよ」と思わすに充分だけど、
その先の、「住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生れて、画が出来る」と、こう来る訳だ。くー。で、美しい文章が一冊に渡り続く。
この言葉を生んだ漱石の意図からすると間違った使い方だと、言わずにはいられなかったんだ
なあ(忘れたけど)。名言集・・・そんな風に切り取られてしまった言葉達を見ると、これがどこから
生まれてきたのか知りたくなる。間違って勝手な解釈しては偉人にも申し訳ない。
で、心に引っかかった言葉があれば是非そうしようと思ったが、世の中の膨大な名言に
感動が麻痺してきてしまった。で、ここは落研出身の私は古典お笑いに戻ってみることに。
落語の中でよく詠われている「どどいつ」。これにも粋で笑えてじーんとする言葉が満載なのだ。

*あの人の どこがいいかと尋ねる人に どこが悪いと問い返す
*嫌なお方の親切よりも 好いたお方の無理が良い
*拒む気はない一言馬鹿と 肩へ廻した手を叱る
*たとえ姑が鬼でも蛇でも ぬしを育てた親じゃもの

なんてね。
でも、これも時代背景などを詳しく見ると、言ってる意味が全然違っちゃっているらしい。
人間関係自体が江戸時代とじゃまずずいぶん違うからね。
女房、愛人(ほとんど遊女)との関係を詠ったものが多い。
江戸の男達はひょうひょうとだらだらと楽しそうに生きている。それ自体がもう今とは違うねー。

おとといの日曜日はホワイトデーでしたね。皆さん彼氏から何かプレゼントされたかな?
私はきのう八百屋のふみおちゃんから、代官山シュリュイのクッキーを頂いた!
「土曜日から持ってきてたんだけど、来ないからさあ、ずーっと待ってたんだよぉ」とふみおちゃん。
助手席から白い箱を持ってきてくれた。一ヶ月前のバレンタインデーなどすっかり忘れていたので
ハッピーサプライズ、嬉しかった!その顔がかなりわかりやすかったのか、ふみおちゃんは
苺のオマケまで付けてくれたのだった。うひょー
*外人だったらおまえの頬に、ちゅーのひとつもしたろうに←駄作

3月10日

あんまりお腹が突然にすいたので、滅多に食べないカップラーメンに手をつけた。
所謂、日○のシーフードヌードルだ。
蓋を開けた時に、中のかやくが一箇所に集結していて、んん?って思ったんだけど、ま、いーやと
お湯を注ぎ、お風呂に火をつけて、洗物をして3分間ちょい。
いっただっきまーす、スープを一口飲もうと口を近づけると、なんか?これって、こんな匂いだった?
ひっじょ〜に腹が減っていたので、とにかく食べた。一口食べて? 二口食べて??
やっと見たくなかった賞味期限を見てみるかと、捨てた外ビニールをゴミ箱から拾い出した。
賞味期限 2003年7月
ふうん。ふうん?!
何かのついでに安かったから買っておいたカップラーメン。でも、ほんとに滅多に食べない。
緊急用と称して乾物置き場にしまっておいたのだけど、あれからもうそんなに経ったのか。
っつーか、賞味期限で味ってほんとに変わるんだ。ふうん。
しかしカップラーメンは腐らない、と強く信じている私は去年の7月なんて最近じゃん、と思い
もう一度チャレンジしてみた。半分くらいまで食べると、お腹が少し満ちてきて正気に戻った。
ま、まずい。シーフードヌードルなだけに、ものすごく生臭い。
作るとき、各種魚の出汁をブレンドし調味料でその「匂い」を「香り」に抑制させているという事がわかる。
麺なんかは、全然まだまだおいしい。しかし、もう食べ進めないくらい臭い。←食うな食うな。
結局、残りは全部捨てた。
後で晩御飯を食べる時に、キレイに拭いたはずのテーブルにぽちっと何か液体が落ちているのに
気付いて、なんだろうと指にとって匂いを嗅いでみた。ううう、くっさー。
さっきのシーフードヌードルのスープだった。くさっくさっ。ナンプラーを思い出した。
しかし、ニョクマム、ナンプラー好きの私は、それを匂うとき「くっさー」と言いながら「良いにほい」と
思っている。これは正真正銘くっさーなのだ。
同じ魚を腐らせたスープでも、食べられるものは食べられる匂いが、食べられないものは食べられない
匂いがするという事を実感した。それ半分食っちゃうほど空腹だったわたし、不憫。
そしてカップラーメンは不死身ではなく、意外に繊細だということも知った。
でも、やっぱり腐りはしない。
お腹を壊すこともなく、ケラケラと生きております。


3月5日

家を買う〜なんて、景気の良い事いっちゃった?ってちょっと心配。
なぜなら、景気が悪いのでそうするからな〜のだ。
だってさあ、気が付くと高い家賃を生きてる長さ分、払っているのだよね。もったいない。
私はローンを組める程所得もなく、それは一生致し方ないところなのだけど、ダーちゃんなら
サラリーマンだというだけで世の中は優しくしてくれるのだ。
とはいえ土下座してお願いしても、所得からして貸してくれる額はリルビット。
その予算の中でおうちを買おうとしたら、おうちもリルビット。
それでも、今より少し部屋が増えて、支払いは今の家賃並なのだ。
もう一間大きな部屋があるところに賃貸で越したら、月の支払いは目玉がとびでる。
そして実は一戸建てにこだわっているのだが、これも理由は不景気な話で
私達は月の支払いプラス積み立て修繕金や管理費が、は、払えない。だからだ。
小さいおうちを壊さないように、じーっと暮らす。壊れてもガムテープとか貼ってじーっと暮らす。

今月末ダーちゃんがまたひとつ年を取ってしまうのだが、そうすると長〜いローンが組めなくなってしまう。
今月末このアパートの更新も控えている。
買い付けも行かねばならない。
焦っているのだ。

3月1日

今日から3月。しかし冬に逆戻りですか?この寒さ!さびー、腹が減った!

おうちが決まらにゃーい。
住所が決まってから各種証明書などの手続きをしようと思っているので、未だ宙ぶらりんで日本に在住。
もうすでに3ヶ月か。これってまだ誰にも怒られないのか?ま、いーや。
私達がお世話になっている不動産屋のおっさん加納(仮名)さんは、(自称)凄腕の営業屋なのだが、
その凄腕をもってしてもなかなか決まらない。これは加納さんのせいではない。
つまり私達にはお金がな〜いので、良い物件と言うのが買えない。
悪くないけど良くもない物しか買えんのだ。加納さんいわく、70%気に入ったら動けと。
せいぜいあんたらの力はその辺だと。しかし、この70%って難しいのだよね〜。
加納さん含む我々3人の間ではシビレ度と呼んでるんだけど、物件を見ながら「どうどうシビレ具合は?」
「うーん、50%くらいかねえ」と。これシビレ度を聞いている方がおれら夫婦で、応えてるほうが加納さん。
どっちが応えるべきなんだよなあ、うちらが買うのによ。
ながいながい加納さんとの付き合いの中で、加納さん仕込みの不動産いろはを徹底的に叩き込まれて
しまった私達は、この辺りの土地値のはじき方とか、物件の資産価値とか、間取りとか、向きとか
近隣の坪数から将来何が建てられ、我が家にどの様な影響があるか、などなどなど全部をトータルして
物件を見る癖が付いてしまった、ら、さあ大変。何も選べなくなってしまった。
「うん、よくわかったな。あんた達はもう不動産屋が開業できる」とお褒めの言葉を賜ったが、
そんなものいらんて。おれらに家買ってくれよー。
インターネットを駆使して情報を集めて、良さそうな物件があると出かけてみて、よく吟味して、
「これどうですか?」と言っても恥ずかしくない物件を、加納先生に見ていただく。
で、シビレ度を聞いてもう一度考える。「加納さん、何て言うかなあ」ってそればっか毎日言ってる。
普通は不動産屋が「これあの人たち気に入ってくれるかなあ」って図面持ってくるんじゃないの!?
以前、新築の建売物件を冷かしに行って、そこの担当の高橋さんという人と仲良しになった。
どうにかローンを組めるようにしてあげる、安くしてあげる、他に候補があれば査定してあげると
とても親切なのだが、いかんせん新築が買える自信なんて住宅ローン減税を発動したって
全然無理な懐だったし、そのうちだんだん電話も取りづらくなってきてしまった。
加納さんは、きゃっきゃとよーく喋るのだが、仕事となるとやはり一抹のクールさを失わない人で、ぴしゃっと
する時はかなりぴしゃっとする。いつもの調子で電話すると、あまりにもきちんと話されてしゅんとしてしまう
事も一度や二度ではない。決断の場面、私が背中を押してくれと濡れる瞳で訴えても「自分で決めなさい」と
けして背中を押してはくれない(営業なのに)。
気の弱い私なんかは、いつの間にか「加納さんに嫌われないように一生懸命やろうと」と思ってしまう。
この図式は恋に似ている。「追う男」と「逃げる男」どっちに惹かれるか。
やはり逃げていく男の方がこちらを夢中にさせるものなのだ。
高橋さんはとても良い人で、勇気出して飛び込めばけして悪くはしないだろう。
でも、私はやはりうんちくたれたれ逃げて行く男のほうが気になるのだ。
例え彼の社会の窓が全開でも、自慢話の間に唾球を飛ばされても「加納さ〜ん」と毎週出かけてしまう。
サガなのね。
そして余計な知恵つけて、買わない男と週末を共に過ごす。時間をかければかけるほど買えない(泣)
「俺は客とはけして飲まない。飲むとしたら契約が終了して客じゃなくなってからだ」と
古き良き時代の男(加納自称)は言ったが、すでに私達とは3回も飲んでしまっている。
飲めば必ず、俺の恋のエピローグ(3時間に渡る序章)、俺の凄腕の秘密、俺の・・・と話は尽きない。
I LOVE MEな加納さんとダーはI LOVE ME同士でかなり意気投合。
「なんだかんだ言って、加納さん私達のこと好きでしょう?」と聞くと「いや!違う。ただのタイミング!」
と言い続けてきたのに、ついに昨日「俺は君達が好きだ〜!」と言った。やったー。

じゃなくて、早くおうち買って。


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