◆過去小事
2003.3

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「裏小事(占い付き)」


4月28日
 
 ああ〜だるう。春だるいっす。腹減った。

 さて、またまた商売あがったりの黄金週間がやってまいりやした。とはいえ、今年は海外旅行も人気がないみたいだしあんまり大型にもならなかったんで、ちょっとはましなのかなあ〜。ささやかな期待・・・・・。
 GWに入ったからなのか、昨日近所のお寿司屋さんに入ったら超混み混みで、それも親子連れがとっても多かったんです。何故か両親に子供という組み合わせではなく、片親と子供ってのばっかり。お父さんと娘2組、お父さんと息子、お母さんと娘、これがカウンターにとととっと並んでる。私達の両脇はお父さんと娘、お父さんと息子。2人とも多感なお年頃、かたや娘は5〜6年生くらいか、かたや息子は中1ってとこかいな。女の子っちゅうのは、いつの時代も、たとえ多感な年頃だって結構いい調子で自分勝手。「サーモン、ホタテ、いくら!」ってなもんだ。握ってる板さんだってついつい話しかけちゃう。しかし、男の子っつーのは面倒ですなあ。小さい声でお父さんに食べたいネタを言って、ひたすら来る物を食べてる。お寿司に間が開いたりするだけで、帰りたそうにのびをしたりため息をついたり肘をついたり。お父さんが何を話しかけてもふてくされてしらんぷり。板さん曰く「俺は、今度生まれ変わったら絶対女の子を作るね。女の子は最高よ」・・・今言うな。苦悩の青春、だるいだるい春である。ああっ世界はなんでこんなにイライラするんだ!って言葉では思ってないんだけど、通り過ぎると言葉に出来るよあのだるさ。でも男の子は通り過ぎたのか過ぎないのか、そのままの子って多いかもね。それはあんただよ!って感じのもう1組の「お父さんと娘」のお父さん。もう65才くらいでしょうかね〜お父さんと40位の娘組。すごい迫力あるお父さん「アジ、まだ来ないよ」って、私の記憶ではお父さんまだ「アジ」って声に出して頼んでませんよっ。なかなか来ないと積んであるゲタを指でパンパンはじき出しちゃって、すんごい怖い顔で「えんがわ、ダブルだよ」と。笑ったのは板さんが忙しさのあまり何頼まれたか忘れちゃって「あれ?何だったっけね」と聞いたら、お父さんたら2分くらい考え込んでた。すんごいイライラ待ってたのに・・・何を待ってたかはすでに不明。ま、しかし難しい苦悩の青春が終わっても社交的な自分になれなかったら、しょんぼり暮らすより威圧のシニアになった方が面白いかも知れません。面白かった。って面白がらせるんじゃなくて面白がられちゃダメか。

4月23日
 
 よく近くの小料理屋でダーと晩御飯を食べる。女将さんの手料理は丁寧な仕事でとっても美味しいヘルシー和食。たいがいお客はカウンター越しにみんなで静かにテレビを見ている。まるで全員他人っぽいんだけど、巨人に点が入ったりするととたん口々に喋り出す。カウンターのはじっこととはじっこ、離ればなれに座ってるからって知らない同士じゃなくって実は顔見知り、常連さん同士なのだ。そんなカウンターの真ん中に座っちゃった日にゃあ、私達だけ異邦人さ要注意。その日のれんをくぐってみると、いつもよりだいぶ賑やかで、酔っぱらったおっちゃんが一人盛り上がって舌好調の真っ最中だった。もうすでにおっちゃんはがっちり獲物を捕まえていたので、こっちに興味は示さないだろうと、安心していつものウーロン茶と生中を頼んで座った。テレビはスポーツニュースで野茂100勝を映してる。おっちゃんに捕まってた女性が「じゃ、ママお会計」と逃げた。ついでにその席の隣にいた古谷一行も電話掛けに外へ出た。振り返るおっちゃん。商社マンかな〜とおぼしききちんとした身なりで、泥酔中の瞳が私達を捕らえる。とうとうと・・・彼の口から溢れ出る言葉は、スペインでの出来事、ドイツ、フランスに思うこと、ドンキホーテ名言、森の石松の伝説、ニーチェ、キルケゴール、カント、正岡子規、棟方志功、ゴッホ、ヘミングウェイ・・・・博学ですねーって言って欲しいから言っているのかわからんが、前の話から次の話に繋がる前にまた違う話に変わっちゃうから意味不明。壊れた電子人名辞典。そしてアジテーション「豊かさが、この豊かさが子供をダメにするんだ。給食なんか喰わしちゃダメだ!」「男が自分で自分を弱いと言っては逃げている」「昔は不妊のエキスパートだった」「最後は絶対ビール」その断片に私が異論なり、質問なりする前に彼は次の偉人とくっつけた自分の信念の話に行ってしまう。・・・追いつけない。追いつけないが、しかし追ってどうする。昔々、青いファイトで活舌たくましかった頃なら、断片だけのこのおっちゃんの話に真剣にむーっとしたりしたかも知れないが、今ではおっちゃんの目を見ながらあこう鯛の粕漬けを味わえるくらいずずしくなった。口の隅に唾泡が小玉になって貯まっているぞ。手首が毛むくじゃらだ。そんな所に目がいってしまう。「何のお仕事されているんですか?」ってダーが聞くたび「ううん、それはいい!」と言おうとしない。きっとどこか良い会社の偉い人なんだろうが、ここで管巻いてるんだから淋しいに違いない、と思っていた。やっと電話を置いた古谷一行が「この人はねー寿司屋の上に病院あるじゃん、あそこの先生だ」と教えてくれた。「そうよー、ここいらの赤ひげ先生よ」と女将さん。「この先生がいなくちゃ俺はとっくに死んでいる」と旦那さん。「だから不妊とか言ってたんですね」と私。良かったよ、ただのじじいで不妊のエキスパートなんて冗談で言ってんだったら酷いセクハラ馬鹿だもん。身元判明してしまったのだが、おっちゃんは「俺はジキルとハイドだ」とまだミステリアスでいたいようだった。「セルバンテスは書いている。自分の身を危険にさらすことなく評論したり、指揮をとったりする者こそ、不要の者だと!」って、そりゃお前だろ〜ウハハハハ!と喉まで出かかったが青いファイトが枯れかかっているので言わずに済んで良かった。身元が割れたら気易く口答えしそうになっている。気を付けないと口が滑る。
 しかしさて、お医者と解ったらすごく話しやすくなったのは何故だろう。職業イメージはこちらの想像力の大きな助力にもなり、より相手を解った気にさせるからだ、と言われれば確かにその通り。加えるなら、かなり困ったちゃんではあるものの、どこかかわいいこの人がただの淋しい馬鹿じゃないって事が私を安心させたってことだろうか。でも落ち着いて考えりゃ医者だって淋しい人は淋しいし、馬鹿は馬鹿なのに。普段アナーキストと自称している私にも「お医者さんは尊敬される者」とと言うすり込みがあったのかしら。ブランド力?だってこのまま彼がお医者さんだと解らずに数時間この話を聞いていたら、「ただの淋しいおじさん」からどこまで昇格出来ただろう。濡れてクルクル光る瞳だけで何処まで私のハートにアタック出来たことか。やはり多少はこのブランドイメージがこの泥酔しているお茶目な彼をかな〜り救ってるって事は真実だ。「いやー?別に全然そんなの聞いたって印象かわんないよ。うちのパパだっていつもドンキホーテと森の石松の話してるもの」と言うダーは、ブランドに左右されないしっかりした人なのか、はたまたドンキホーテと森の石松の話をする人に悪い人はいないっていう特注のでかいカテゴリーを持っている人なのか。
あ、酔っぱらい同士でちゃんとお互いの話聞いてないだけか。

4月19日
 
 久々に、連続ドラマを楽しみにしている。その名も「僕の魔法使い」宮藤官九朗脚本。
 今最もキャッチーなクドカンだ。
 実は私、木更津キャッツアイの大ファンで(ファンという言葉は私の中で滅多に見あたらないけど、これはファンと言って良いと思う)それもつい最近。と言うのもやっとこさDVDをレンタルしてきて放映より1年遅れの大ファン。また人様と盛りの時期を逸しちゃってるんですけどね。今もなんとぶっさんトレーナー(木更津キャッツアイの中でV6の岡田君が着ている)着ながらこれ書いてます。どこも品切れだったのに、見つけたのよ木更津商工会議所HPで。おほほほ〜そんなズレが返って良かったのか、このクドカンに酷く注目していたジャストナウ、どんどん名前が出てくるようになって今や世の中のクドカンブームに乗り遅れるどころかたぶんトップを走ってるって感じです。今更いくら私が熱くキャッツを語っても1年遅れは1年遅れなので、聞いてる方は盛り上がりに欠けることでしょうから、これからはこのボクマホ(まじ?)と織り交ぜながらクドカン論としてキャッツも語っていきたいと思っています。ざまあみろ!って良くわかんないけど、もうすぐ始まるわーい。

 4月14日
 
 先週の木曜日はいつものように、二ヶ月に1度のふなばし演劇鑑賞会。いろんな劇団の有名なお芝居を積み立てたお金で見る会なのです。この会は有志により運営されているものなので、雑事を班毎に分担して行います。今回いつもと違うのは、この会場係の分担が我が班「野いちご2」に回って来たってこと。入場者の切符もぎりや、プラカードの案内なんかをやる番なんです。もともと母親のつきあいで行くはめになった会で、私はなんとなくオマメ的存在。だから周りも私が何か仕事するなんて期待はしちゃいないとだろうと喜んで高をくくっていたら、司会をやってくれないかとのこと。し、司会?芝居に司会?良く聞けば司会じゃなくてアナウンスじゃんか。司会とかマイクを持つ仕事はバイトでやってたこともあるので、本来なんちゅう事もないんだけど、なにせしばらく人前に立ってないしなあ・・・。もしばばあ相手に緊張しちゃったらさあ・・・ダサいじゃんなあ。しかし大げさに恥ずかしがって断るのもビビってるみたいで更にダサい。ダサい事しないようしすると緊張する。あううっ。渡された紙を読むだけ、他に何もしなくていいし、10分前に来ればいいからって、野いちご2の人たちが配慮をしてくれたので、んじゃあ気楽に俺の声でばばあ1000人動かして来るか!うわっはっはっは〜・・・とは言いませんで、他にやって下さる方がいらっしゃらなければ、やりますよ、行きますよって言いました。ま、どうせ相手は人生の細かい小石は容赦なく踏み潰してきた様なおばばの集団ですからこっちの声なぞ聞いちゃいません。
 なんと、
実は私をアナウンス係にする陰謀を企て、お役からまんまと逃げていた母サチコは、当日高熱でダウン。「チケットもったいないからお友達誘って行きなさいよ」・・・って、あんた!!なんで私がなんかする日に友達来ることになっちゃったのよ!?嫌がらせか?仮病か?ってこのくらいの事でガタガタ言うのもダサいので、いやチケット代勿体ないケチなので、結局さちこの差し金通り暇な友達にお恥ずかしながら参加して貰い・・・「あったんの発表会見に来て下さい」ってことに・・・(?!)。10分前で良いと言われたけど、もしかしたら何か説明があるといけないからってちょっと顔だけ見せに行ったら案の定、いろいろ仕事があるじゃありませんか。とほほ〜。ツラは一生懸命やりますって急いで整えたけど、軽く流して行きますか〜バントバント〜っていうこっちのモチベーションと、全然違う運営サイドのテンション。「リハーサルをやります!」とかって舞台裏まで連れて行かれ、立ち位置の確認から読み合わせまでやった。「昨日のアナさんがここを読んだ時、会場から拍手が起きたんですよ!ちゃんと伝われば人の心は動くのです!」とかって、お、重いこと言うな〜。
 さて本番私は舞台裏の緞帳の横で待機します。。緞帳を境に私の体半分は舞台側、見えるのは舞台監督や緞帳を芝居に必要なタイミングで上げていくスタッフ、大道具さん。この人たちの表情は当然真剣そのもの。良いアナウンスでばしっと決めたいねっと思わせるに充分なピリピリ感。一方・・・もう片側の体は客席側、見えるのお客さん達。緊張感とは正反対のワーワー楽しげなおばちゃん達。席を探したり、鞄をあさったりしている脂肪の群よ。・・・奴ら絶対こっちの言うことなんか聞かない。確信する。ああ、俺はいったい何処にいるんじゃ。どの程度の意気込みで取り組んだものかここまで来てもまだわからん。・・・ま、普通にしか出来ないけどさ。開演ブザーの10秒後に着席の指示、それからテクテク歩いて舞台中央へ。上から見ると、いつも迫力に感じているおばばの群も更に大迫力。来られなかった人の席を飛ばして真ん中にずれて座る「横詰め」という作業を、私のかけ声でやるんだけど、んもう〜その席を巡るおばちゃんの「○○さん、こっちこっち〜」とか「あらら、あらら、ここここ」なんて言う想像通りの行動が1000人分。「それでは・・・」と私が言うと、いよいよ始まる〜って期待感が群から湯気のように立ちのぼる!でもみんな飴食べてる。おばちゃんは芸術への期待と飴をなめるという行為が同時に出来る。うっひゃっひゃ、可笑しい〜。適当に終わらせて舞台袖に戻ると運営の女性が「反応、良かったですね!完璧です。私達の思いを伝えて下すった!」と、両手を合わせて小首を傾げられた。うーん、何か、やっぱどこともズレを感じるなあ。急いで自分の席に走って戻ってお芝居を見ました。付いて来てくれた友人曰く、「お芝居も面白かったが、会場内ががぜん面白かった」と。そうなんですよ。笑うシーンではこっちが恥ずかしくなるくらいツボにはまって思いっきり笑うおばば達。悲しい場面では泣くおばば。退屈な芝居は容赦なく寝るおばば。おばばの凄いパワーは会場にみなぎってまさにムンムン。お色気のムンムンとは否。シーンとした場面でブビ〜んって鼻かんじゃったり、紙袋をパリパリしてて腹も立ちますが、(無駄な)エネルギーの満ちたこの異空間が私は結構好きなんですよね。

 4月8日
 
 しばらくご無沙汰してました。先週はお客様とお出掛けが交互にあってなかなか気ぜわしい一週間でした。そうこうしているうちに桜も散っておりますな〜。
 前回のこじでプチ禁煙と同時にダイエット宣言もしたのですが、プチ禁よりもダイエットが・・・なかなか難しいっす。このダイエットは私だけじゃなくてダーもやってるんです。2人ともここ数年少しずつ貯めたお肉が羽になって空を飛べそうになってまいりやした。だって(デブは必ず「だって」と言う)ダーの帰りが遅いので、寝る直前に晩御飯なんだもん。これじゃあ何喰ったって肉になるわい。晩はさら〜っと終わらせて朝御飯をディナーレベルにしようかとの計画もありましたが、ダーはランチを食べた後約10時間くらい何も食べないで帰ってくるので、寝る直前とはいえ断食は拷問じゃないですか。だから、ち〜っとだけ食べようと。しかしこのち〜っとがちゃんと出来ればいいんだけど、それが出来ればデブにならずに大人になれてたはず〜。朝はな〜朝まで起きてるのは出来るんだけど・・・起きるのは・・・?たぶん続かないでしょう。こうなったら食べる物を変えるしかないよね。量をそこそこ品目数重視で晩御飯食べます。(ダーの場合はビールの飲み過ぎ、私の場合は運動不足が原因なのに、そこをなるべく見ないようにして痩せようとするのは何故だ!)がんばります。
 そうそう、んで、ダイエット効果も期待してこの一週間カスピ海ヨーグルトを育ててるんです。友達から菌を貰おうと思ってたんだけど、ちょうだいって言ってからずいぶんと時間が経っており、その間彼女が酔っぱらってもちゃんと熱湯消毒とかしながら育ててるとは思えず、いや、むしろまだ育てているとはとうてい思えず、「食の安全とネットワーク」という所から菌を取り寄せました。温度を25〜30℃に保たねばならぬ為、こうして作業してる私の足下のゆる〜いホットカーペットの上でブランケットに包まれ眠っております。つまり我が股の間で育っておりやす。手が掛かるからか、股がかかってるからか、体に良いという以前にかわいらしい!カスピ菌!菌を強く活性化させるために一度冷凍してみたり、少量活性させてみたり実験してます。もうご存じとは思いますが、カスピ海ヨーグルトはグルジアから家森教授が持って来たヨーグルトで、食品衛生法上販売されることなく、口コミ人づてで広がってきたヨーグルトです。日本で販売されているヨーグルトとは菌の種類が違うため、今までのヨーグルトで健康効果を感じられなかった人は試してみても良いかもですね。便秘には良い感じです。でも、それはアマゾン茶のがぶ飲みのお陰かもしれんし・・・(ちなみに、アマゾン茶を飲み始めて約1年位ですけど、今年の冬は1回も風邪引きませんでしたし花粉症知らず。免疫力は音を立てて上がっておりやす)まーもうちょっと食べてみないとなんとも言えんわな。ブームにはいつも一歩十歩遅れる私。このヨーグルトも育て始めた今、すでに世の中じゃカスピ海ヨーグルトへの疑問吹き荒れてるじゃないですか。家庭で雑菌の影響を受けずに培養するのは絶対無理だって話です。実際いろいろ調べてみたら、口コミで回り始めた当初は牛乳パックにティッシュペーパー仕様で作ってたんですね・・・ワイルド。でも、これが気軽で手軽って言われたゆえんなのでしょうね。HPによって作り方は様々。私は毎回熱湯消毒してねじ型ビンで育てるって方法で作ってます。いじくるスプーンも全部熱湯消毒。これが理科の実験みたいで楽しいのだよ。永遠に作れる、もう一生ヨーグルトを買わなくても良い!なんて口コミ掲示板なんかには書いてありますけど、どんなに気を付けてもそりゃないですわなあ。ヨーグルトの中の菌が雑菌に負けると、あの粘りがただのカビになっちゃうそうなので(怖)、その辺を見極めて(どうやって?!)新しい菌と交換しようと思います。どうせ買い付けに行くとなったら誰も面倒見ないし、そのために長期保存した種もなんだか不気味だからな。その時まだやる気があればまた新しい菌を購入するでせう。乗りかかった船、股間(性格には足裏)培養のカスピ菌の健康効果に期待!SARSに負けるな俺のカビ!

 4月1日
 
 うひゃー、何処を歩いてもさくらでいっぱい。気持ちいいですね〜ん。

 実は今禁煙しています。継続しないと恥ずかしいので、静か〜に始めてたんですけどね、かれこれ1ヶ月になります。まー、なんちゃって禁煙っちゅーかプチ禁煙っちゅーかたまにズルしちゃうんで禁煙じゃないんですけど、でも出不精の癖して夜中だろうと雪だろうと風邪だろうとタバコだけは何があっても買いに出かけたという、あの異常事態・呪縛からは解放されました。それが一番清々しいです。歯の裏も色素が取れてキレイになったし、朝の目覚めがさわやかだ〜。タバコ吸ってる時は胸が痛いし、だるいのが普通だったんだけど、この気持ち良さを知ってしまうと、正直タバコは吸いたいがこの爽やかさもなかなか手放しがたいのよ〜って感じになります。もともと喫煙してはいけない場所とか、嫌煙者と会う時には吸わないとか、そう言うのは平気な方だったのですが、だったとはいえもちろん今の方がよりなんともないので、少し気持ちの行動範囲も広くなりました。きっぱり止めるのはきっと素晴らしい事なのでしょうが、今はそれなりにタバコとうまいこと距離が取れてて快適ですな。たぶん、死にもの狂いで禁煙すると気持ちがいじけるし、意識が過剰になって中毒に拍車がかかるし、自分を追いつめて挫折感を大きくするだけで結局続かないような気がするのですよね。どうせ一度タバコを学習してしまったら非喫煙者にはなれませんもん(断言)。ニコチンが体から抜けても、脳味噌はタバコを吸っていた事を忘れないんですよ。生活の場面場面で条件反射、フラッシュバックみたいに何かをすると喫煙とセットになってて思い出さざるを得ないの。脳味噌の欲求は永遠なんよ。ただちょっとの時期、その吸いたい気持ちをゲームのようにいさめてると、そのうちフラッシュバックもちょっと遠くなる。それはそんなに大変じゃない。一場面ずつ大丈夫な領域を積み重ねていくのはゲームだと思えばそれなりに達成感もあるものです。ただ、私的にどうしても辛いのは「ごはん」→「たばこ」「うんこ」のローテが狂ってしまったので、便秘がなあ・・・酷いです。最近やっと自力にて快方に向かっておりやすが。後はこれ書いてる時な。なんか考える時にガンガン吸ってたんだね〜無意識だったけど。1ヶ月経った今も、こじや買い付け日記書いてると突然立ち上がって、どこかへ行こうとするんですよ。ばーんと立ち上がってから、「あれ?何処行こうとしたんだっけ?」ってしばし呆然。PC前と在庫部屋は完全禁煙なので、毎日吸ってた頃はタバコ吸いに台所へ行ってたのでよね。だから考えに行き詰まると自然に体が台所へ行こうとするんです。「あれ、また台所行こうとしたな」と思い、そして「ああ、今タバコ吸えたらなあ・・・」と思う。この衝動が私には一番大きいみたいで、我慢するの大変。だからこの場面での喫煙はかえってしないようにしています。それやっちゃうとあっという間に逆戻りするの、自分でもよく分かる。まだ今の状態じゃ簡単に落ちるわ!だから、たまにズルするなら楽しくてリラックスしてる時にするのです。しかし、まだまだとはいえ、それなりに頑張ったんだから気分とかじゃなくてさ、もうちょっと目に見えて良いことあったら良いのになあ、ほら肌が劇的にキレイになるとかさ〜。そのご褒美を目にする前に、同時にダイエットもすることにしたんです。禁煙で太ってしまう人って多いからね。なんちゅうか、マゾっちゅうか、たま〜に自分に負荷かけて張りを求めたりしてしまうんですよね〜(結果は出ないが・・・)。そしていよいよアジア衣料も満開の季節!っと。全部同時にがんばるぞ〜お〜!
 春の豊富でした〜ん。

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