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5月31日
昨日は突然招かれざる客が来て、タイ語を休んでしまい心が痛んでいます。とほほ。
足を骨折し、何処にも行けなくなったと思うと、ほっとする気持ちと(もともとが出不精)あえてリゾートに行きたい気分が湧いてくるからこれいかに。ああ、タイのビーチでごろごろしたい。熱望。へなちょこバックパッカーだった頃は、1年に2〜4回なけなしのお金で旅したものです。その多くがビーチ。私はダイビングの免許を持っているのですが、一緒に行くダーや友人達は免許がない(お金もない)ので、もっぱらシュノーケリングをして過ごします。タイが多かったのですが、飛行機は使わず陸路と船で南へ南へ移動し、目的地に着いたらバンガローを選んでチェックインします。半分外みたいなぼろっちいバンガローですが、高床式と海からの風でエアコンなんかなくっても夜は寒いくらいです。ワンルームのみ!といった感じのその部屋には虫関係が怪しそうなベッドしかなく、水シャワー付きの小さなトイレが付いています。トイレはかたちだけの洋式便座で、実際は桶で水をじゃーしなければならなかったり、汲み桶もなく壊れていることもあるので、真っ先にそれをチェック。うんこも体も水着も同じスペースの同じ水で洗うので、まさに糞味噌一緒です。お日様と共に起き、普段は運動不足のくせに、海の面白さに惹かれていつまでも泳ぎ続け、お腹がすいたら海老を食べ、暗くなったら寝る、これを一週間ばかり続けます。似非野生と化すのです。何しろタイが好きなので、タイに行きたいのですが、陸路での移動に耐えられる距離に実はあまり綺麗な海がありません。チュンポンまで行って船に乗り換えたタオ島はそこそこ綺麗だったんですけれど。そこまで行ったらサムイまであとちょっとじゃない、何でごろごろして帰って来ちゃったのよ、とその後友人から指摘を受けましたが・・・そうだよな。思い切った日数でお休みをとっても所詮会社員にはさほど長くはいられない、でも陸路の移動も捨てがたい(いたしかたない、とも言う)どうしても行ってみたいけど長く休めなくて、有り金はたいて飛行機を使ったビーチがあります。それはマレーシアのティオマン島です。シンガポールの軍用空港から小さなセスナで行きます。これがまた・・・上空の気圧で空気が変化したのでしょう、足下からもうもうと白い煙(本当は蒸気なんだけど)があがって機内に充満したときにはもう終わったと思いました・・・。イルカやマンタなど大きな魚がシュノーケリングでも見られることがあるという、美しい島です。周りにもプルフンティアン島、レ・ダン島、など面白そうな島がたくさんあります。ここまで来ると海の色が全然違います。山陰の深いグリーンをたたえ、とても静かで恐ろしささえ感じる美しさです。ここでは是非潜ってみたかったので、ダイビングもしました。久しぶりだったので、すっかり手順を忘れていて、プロやかわいいシンガポーリアンの男の子にちょこちょこ見て貰ってから海に飛び込んだのですが、そのとたん、全身からガバゴボゲベゴボっとすごい量の空気が海へ流出したのです。その時はもう終わったと思いました・・・。空気をかなり意味無く使ってしまったので、長ーく水中にいることが出来ず、ついに大物を見ることは叶わなかったのです。悔やまれる。そうそう、ダイビングボードが移動する途中の無人島でお昼を食べました。食パンに好きな缶詰(辛いぞ!って感じの赤いツナ缶や、謎の魚の絵の缶)の具を挟んで食べるという、実にシンプルなランチなんですが、その匂いをかぎつけてイグアナがやってきます。バンガローやレストランにもちょくちょくイグアナは出没し、さながら野良イグアナ、裏のミケといったところでしょうか。イグアナ同様、過疎化してねえなっつう位、子供は各年齢層たくさんいて、「子供多いね」と何気に言ったらば、どうも雨季には仕事も出来ず家にいるので、子供ばかり作ってしまうそうです。雨季に仕込んで乾季に産む。なるほど。お誕生日は近い月に集中しているかも。そしてマレーなので当然村人の多くがムスリムです。そのせいか皆おっとりとして優しい。この島に嫁いできた日本人の女性と会いましたが、お舅さんにも大事にされていると言っていました。ただ、一夫多妻制なので、いつか旦那さんが別のお嫁さんを連れてくる可能性があります。これに日本女性が耐えられるか・・・難しいところですなあ。暑さの中でうまいもの食ってごろごろしていると、なんだかそういう難しいことがよく考えられなくなるのですが、それが生き延びる秘訣なのでしょうか。ムスリムはお酒を飲まないので、お酒におぼれて忘れるという訳にもいきません。朝夕問わずカップに珈琲をなみなみと注いで、男性陣は話にふけったり、カードに興じたりしています。飲んでないのにすごい盛り上がりです。じゃ、ダーに必要なアルコールはどう工面するかというと、中華系のマレー人からビールを買います。需要は観光客にしかないせいか、島の利便が悪いからなのか結構高くって、飲み助のダーがいると誠に不経済なのですが、ビールがない国なんかに付いてきてくれるわけがないのであるだけましだった、と言えましょう。
と、つい思い出話をしてしまいましたが、そう言った訳で(どういう訳や)島に行きたい、希望、熱望です。 |
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5月28日
新しい週の始まりですね。ま、私にとっちゃ毎日変わんないですが・・・。
今日はレントゲンをさぼることにしました。2.3日ずらすだけで1回分照射減るでしょう。
ここのところHPにあまり動きが無くてごめんなさい。お天気が悪くて撮影が出来ないことももあるのですが、実は裏でこちょこちょメンテナンスをしています。トップページを閉鎖して一気にやろうかとも思ったのですが、量が多くて時間が掛かりそうなんです。で、開店休業状態ですが、有る程度までお店は開けて置いて、ラストスパートは閉店してやろうと思っています。なんでまたこのかきいれ時にって感じですが・・・。頭悪いです。1週間ほど御退屈が続きますが、ご容赦下さいm(__)m
昨日は、英語の先生の家へダーと二人で行ってきました。去年Happy99ウィルスにやられて以来、メーラーが壊れてしまって使えないと言うのです。そこでPCの会社に聞いたら初期化しろって言われたらしいんですね。でも、そこまでしなくてもなんとかなるんじゃないかなーって思ってたらまさしくそこまでしなくても大丈夫なもんでした。ウィルスがdllファイルの名前を変えてしまういたずらをするので、その名前を元に戻してあげれば良いんです。プリントアウトも出来ない、と言っていたのですが、それはなんとインクカートリッジにシールが付いたままでした・・・。かくしてお礼にと、とっても美味しいタイ料理をご馳走になりました。イエローカレーとガイヤーン、牛肉のサラダです。うまかったー。お腹いっぱいで帰っても眠れず朝まで仕事をしてから寝て、起きてみると晴れていたのでショックでした。ああ、もう撮影には間に合わないし・・・。気を取り直して、昨日頂いた残りのカレーを食べ・・・うまいっ(>_<)また食べ過ぎました。今日の夜はちゃんと運動して寝よう。このところの食べ過ぎ、かなりやばいです。さて、作業に戻るか・・・近況報告でした。 |
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5月22日
骨折して約1週間たちました。もーテーピングのとこがかぶれちゃってカイイ!
これから毎週レントゲン撮るんだって。嫁入前の娘だというのに、毎週なんて撮っていて大丈夫なのでしょうか・・・これから3ヶ月・・・お金も体も心配です。
レントゲンが出来上がる間、診察室の前で待っているといろんな会話が耳に入ってきます。骨折の2日目、どうしても痛くなって駆け込んだときは、私の前に小学校2年生くらいの男の子が診察室に入っていたの。「これ、見てご覧、わかるよね、ここぐちゃっと折れてるでしょう?」「うん、折れてるね」「これ、こっちに曲がっちゃってるでしょう?」「ああ、これってこっちに曲がってるんだね」その対等なしゃべり方が今時の子供らしい生意気ぶり。ふふ、かわいいなあ、と思って聞いてた。内容は怖いけどさー。潰れて折れたところが曲がっているらしいんだよね。「これね、ちょっと痛いけど今戻しとかないと、曲がってくっついちゃうんだ」「・・・」「痛いけどちょっと我慢できるかな?一瞬、一瞬だけだから」え?それって、曲げ戻すんですか?ひゃー!「お母さんは子供の時、我慢できたよ、だからあなたも大丈夫!」ここでお母さんが先生に助け船。「・・・だって、だってやらないと曲がったままくっついちゃうんでしょう?」「そう」「そう」母と先生が声を揃える。「じゃ、しょうがないじゃない」低い声。私にも緊張が走ります。「じゃ、いくぞー我慢しろ我慢しろー!ハイ!!!」「ぎゃーーーーーーーーーー」ひっひっひっひ、くっくっくっくとその後声にならない彼の呼吸が聞こえてきます。どうも泣いているんでもない、ショック、ショック、大ショック、絶句!と言う感じ。「よーし、よーくがんばった!えらいぞー」「あーえらかったえらかた!」大人達の賞賛にも生意気な口は何も答えない。ひっひっひーっくっくっくうーだけ聞こえてきます。やがて、診察室を出てきました。彼はまさに茫然自失。お母さんはなんだかにやにやしてます。こういう時ってなんで人ってにやにやしちゃうんでしょうね。
昨日は、千葉チック、川崎チックなちょっと頬に傷有るタイプのお兄さんが私の次で、受付でさっそく「交通事故なんだけど」見ると何処も痛そうな気配がない・・・。もしや・・・。受付のねえちゃんなんか、何の感想も持たない顔つきで「保険会社にはご連絡済みですか?はいはい、あ、お電話いただいてますね」なんて手続きを進めている。受付には”病院内では携帯電話の電源は必ず切って”と貼ってあるのですが、最新のドコモの豪華爆音が奏でたのは「エレクトリカルパレード」そう、もちろん彼のポケットの中で。そ、その選曲、やっぱり!切るか?と思ったら出て、「おー、折り返しかけ直す。ああん?!折り返すかけるっちゅうの!」と言った。マナー違反ね、と思うところだが、今現在”携帯電話の電源・・・云々”の貼り紙は彼自身の体で隠れている。彼からは死角になってるので、席に着いたら気が付くはず・・・。ちょっとしゅんとして欲しいなあ、なんて思う私はもう興味津々。レントゲン室から出てくると、ちょうど診察室には彼が入っていて、病状を聞いてしまった。「ここへ来る前は何処に行かれたんですか?」「○○病院です」「そうですか、うーん一応うちでも写真撮らせてくださいね。えーでーどういう風な事故だったんですっけ」「歩いていたら車が来て、ぶつかって来たんです」「あ、あなたは歩行者だったんですか」「はい」「で、前の病院では異常なしだったんですね?うーん、腫れもないし、傷もないしねえ、調子悪いですか」「はい、膝がかっくんかっくん言うんです」「かっくんかっくん」「そう、かっくんかっくん」大の大人が二人でかっくんかっくんって言っていること自体がもう可笑しい。ああ、誰がぶつけちゃったんだろうな、この人に。多分ぶつかってないと思うけど・・・不運と言えば保険会社かあ。病院は儲かっちゃうから、文句は言わないよなー。前の○○病院の先生は異常なし、って太鼓判押したんだ。えらいなあ。私そっちの病院に行きたいなあ・・・歩ければ・・・。なんて思っているうちに彼が出てきて、レントゲン室入った。私の診察が終わってお会計を待っている間、今度はレントゲンの結果が聞こえてきた。「骨に異常はありませんねえ、なんでかっくんかっくん言うんですかね」「はあ」「まあ、しばらく通ってください。様子見ましょう」あ、先生良いお客ゲット。お兄さんもおめでとう。これでリハビリ通院できれば最高。もちろん、彼には調べが付いてて、ここにリハビリが有るの知ってたんだろうな。どうせ折れるなら私も車に踏んで貰えば良かったか。びっこしゃっこ歩きながらエレベーターへ行くと後から1歩5秒位でフルスピードのおばあちゃんが真摯な顔つきで向かってくる。「急がないで良いですよ〜」とエレベーターを待たせていると「え?!」と言った。乗ってから「あら、ありがとございます」と言った。「大変ですねえ」と月並みな言葉を掛けると「脳血栓で倒れちゃいましてねえ、その時腰をねえ、打っちゃったのかしらねえ、覚えてないんですけどね」脳血栓だもんな、覚えてないかもな。
月並だけど、病院ってほんとに大変だ。 |
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5月16日
一昨日、小事争論を書いた直後に骨折してしまいました。「ネタなんて作ろうと思えば何処ででも」一句。
小事争論を送信していたら、宅配便屋のお兄さんが来たので、慌てて飛び出していったら、机の脚に足の指を思い切りぶつけてしまったのです。人であれば誰しもその痛みに覚えがあると思います。「いえーいてー」とか言いながら、お兄ちゃんとは笑って話していたのですが(しかもその日は発送なしですって言うために走っていったという)、痛さの質が途中から変わってきたので、閉院ぎりぎり滑り込みで病院へ行って来ました。やっぱりひびが入っていました。昔の人はヒビの方が時間が掛かるから、いっそぽきっと折っとけ、とか言ったそうですが医学的にはそんな事まったくはなく、さしていうならたかがヒビの癖して骨折と同じだけ時間が掛かるので、そう言ったのかも、だそうです。で、これまた医学的に言うと、ヒビだって骨折と呼ぶんだそうです。実は、わたくし足のヒビ入れは3回目です。すごいスポーツマンみたい?(どんくさいだけか)そうですとも、みごと全部自分で転んでやったんですよ!はっはっは。前回、前々回ともに足首だったので、大変生活には苦労をしました。今回もその痛さの中にほのかな懐かしさがあり、ピーンときちゃいました。でも、2月頃のぎっくり腰に比べればそれ程痛くなかったのです。しかし、昨晩遅くまでハンちゃんを叱咤するメールを打ってましたら、お布団に入ってから足がむくんでしまったようで痛い!いたいいたいいたいいいあたいいいあたいと思っているうちに朝が来ました。ハンちゃんの恨みか?起きるとすぐに病院に行って(自宅から徒歩30秒)何事か起きているのではないですか?と見て貰うと、内出血が再び起きていて、まあ、そのせいで痛いだけでしょう、との事でした。何のたたりでしょう(どんくさいだけ?)実は今日の夜からタイ語の全10回講義が始まるのです。隣駅で近いとはいえ、無事に行けるのか、果たして無事に帰ってこられるのか・・・不安です。だいいち履ける靴がない!しかも、今晩からお葬式でダーはお出かけです。今日私が帰れなくてもそれを知る人はいません。今日は携帯を忘れずに行こうと思います。はー・・・ |
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5月14日
うちの常連さんで、Body shopにお勤めの方がいらっしゃるんです。それで、都内に出たついでにお店に寄らせて貰って、いろいろ相談にのって貰いました。私はアトピー体質で、(似非)エコロジストなので指定成分の入っている物は使わないでやってきました。それを言い訳にお化粧というものを大変疎かにしていたのです。いざ、本格的にやってみようと思って出来る物ではないのですね〜。OL時代と違って、毎日ファンデーションを付けなくなったせいか、湿疹のトラブルは無くなってきたのですが、何故か最近になって乾燥肌故に無縁だった吹き出物が出てくるようになりました。毎日ほとんど動かないので、代謝が悪くなっているのだそうです。それに乾燥していても乾燥ニキビとやらが出るらしい。運動不足からぎっくり腰にもなったのだし、そろそろ生活を見直さないとやばいです。Body Shopにお勤めのその彼女は、それはそれは毎日綺麗にしているんです。肌なんかすごい綺麗!それでお洒落です。私の体質を知っていてくれているので、基礎化粧品は念のためやめておいて(あ、でもbodyshopは自然派で、肌に優しいですよ)ポイントメイク用にマスカラとか、グロスとか買いました。それから、セルライト対策にボディオイルと、フットスクラブとフットクリーム。自分では一日中座っていると思っていたのですが、実はけっこう一日中立っていることが多いのに気づきました。撮影、検品、梱包など、私は全部立ってやってたんですね。だからすごく足がだるい。ダーも現場で立ちっぱなしなので、お風呂に常備することにしたのです。そして、自分を鼓舞するためにお化粧とダイエットの載っている雑誌を買ってきて、机に乗せてみました。うーん、まだ本格的に読んでいないのですが・・・。毛穴のない肌になるとか、ワンランク上の色使いとか・・・。雑誌では、綺麗なモデルさんがより綺麗になっていくのですが、結局は化粧品のコマーシャルみたいなページばかりです。読んでいて面白くない訳じゃなけど、遠い道のりを感じます。こんないっぱい化粧品買えば、こうなるのかっちゅうねん。眉毛の切り方とか、以前はちゃんと出来ていたような気がするのですが、なんかへたくそになったみたい!毎日鏡で少しずつ眉毛を切っていたら、ほとんどなくなってしまいました。別に誰に会うわけでもないから良いけど・・・は、悪循環。お風呂上がりにセルライト用のオイルを付けて、専用のいぼいぼでマッサージするのは結構楽しいです。気持ちいいし。これで、夏にはキャピトンのない太い足になる事間違いなし。出来れば細くもしたいと思います。 |
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5月11日
めっきり、小事を書くのが少なくなってきたなあ・・・。いかーん。ここを楽しみにしてくれている数少ない方々、ごめんなさい。だって毎日ありがたいことに同じ事の繰り返しなのよ。でも、今日はちょっと面白いことがあったのよ〜
このくそ忙しいときに(ベトナムから荷物が届いて、検品やらで)、配管工事をしなくてはならなくなってしまったのです。GWダーとくつろいでいると、台所の方からゴボガバガバっと凄い音が。見ると、洗濯機の排水口から水が逆流しているではないですか!そして臭い!うちは洗濯も、おトイレも使っていなかったので、お隣か上の階の方が突然大量の水を流したのでしょう。配管がオーバーフローしちゃったようです。このぼろアパートは古いので、配管に何か新生物が産まれたか溜まったかしているに違いありません。それ以降不穏な動きは見られなかったので、うっかり何日か過ぎてしまいました。しかし、2度と起こらないわけはないので一応大家さんに伝えて、やっと3日目の今日、配管屋さんがやって来ました。私は発送のタイムリミット4:30というまさに忙しタイム。しかも朝から何も食べていなかったので、発送終わったら朝ご飯(?)にしようと思っていた矢先。まあ、ほっとけば終わるのだろうと思っていたら、「はい、じゃお水を流しましょう、まず台所ね!」と引き込まれてしまいました。「お、こーりゃ、油だな、よーし、じゃ、次はお風呂流してくれる?」と、私はまだ片手にガムテープを持っているにも関わらず、素早い動きを要求され「すいません、5分で戻るので郵便局に行っても良いですか?」と何故かお願いする始末。ちょっとむかつきながらも真面目だから急いで郵便局から帰ってくると、配管屋さんは嬉しそうに「これ、これこれこれ見てください」と、誰の物ともつかない白い油の固まりを見せてくれました。「ここに住んで長いの?」と聞かれて、私は慌てて「いえ、まだちょっとです!」とつい語気を荒げてしまった。だって、このアパートが長年メンテされていないから、生活油が固まったんでしょ〜なのにくじ運が悪いというか、なんというかよりによってあたしたちが住んでいる時にこうならなくたっていいじゃないのさ。玄関前のマンホールの蓋は2つあって、両方が開けられている。1個はお風呂や洗濯機の生活排水が通っているところ。もう1個はおトイレだ。最終的には合流して太い管に入る。普通、お客さんにおトイレの方は見せないと思うんだけど、「これ、こっちねおトイレ」教えてくれた。なかなか綺麗じゃないか、うちの汚水だまり。もっとうんことかいっぱいくっついてるかと思ったけどそうでもない。あんまり臭くもない。うーん、でもよく見るとやっぱうんこだ、うんこがいる。ああ、このところ便秘気味だから私のでない。良かった。じゃ、誰のだろう。配管屋さんは「あれ〜?水止めてるのに流れてるなあ、おトイレ使いました?」って今蓋開いてるのにしないわよおおおお!そこへ大家さんがやって来て「どうですか?うーん、こりゃ油だね」「仕方ないんですよ、生活していればどうしてもね」「ええ、ええ、解ってます、そりゃ人間ですもの油でますよ。食器だって洗濯だって油は出るしね。」と、どうも二人の会話は私に「気にすんな」って優しく言ってくれている様子。ちょちょちょっと待ってよ、だって長年の垢なのに、あれー!?「で、でもこれってでも、長年の・・・」「そうそう、そうですよ、仕方ないですよ、大丈夫、人間の生活スタイルから出るんですから、ホントに、仕方ないです」って大家さん、私の声が届いてますか・・・?それもうんこの蓋を開けっ放しで。二人の男にうんこ見られてます。今。私のじゃないけど。でも私のうんこじゃないのに、絶対みんな私のだと思っているはず!ああ、言い訳したい。私は便秘だから、これは私のじゃないですって。でもまた「そうそう、そうですよ、仕方ないですよ、大丈夫」って優しくされたら・・・つ、つらい。やがて中は綺麗になって、撤収作業を手伝わされているところで、「実は洗面台の蛇口もちょっと水漏れが・・・」と見て貰いましたところ、「あれ?さびてんなあ」とどっかり座って作業開始。あ、こいつあっちこっち行ってうんこ触って来てるんだ・・・と気づいたところに「私もね、大学まで出て格好いいサラリーマンもやったけど、今はこうやって人のうんこ片づけてね。今日もねここへ来る前に凄いの片づけてきてね。もうげえげえ言っちゃった。でも、素敵です。そう言う自分をね、素敵だなって思うんですよ、あなたもね、アジアですか?夢を追いかけてて、素敵ですよ」って。あーやっぱりうちのだけじゃなくて、げえげえするの片づけてきたんだあぁ。「はーい、終わりました。お名刺交換しましょう、HPね、私ハードの修理は出来るんですけどソフトはちょっとね、だからインターネット出来ないんです、はっはっは、でも息子に言って見せて貰います」彼は以前PCのエンジニアだったそうだ。(でもインターネットは出来ないんです)「手を洗わせてください」と言って今なおした洗面台で手を洗うと、白い洗面台はたちまち凄い色に。「あーごめんなさいねえ」と恐縮しているので、「大丈夫ですよ、私前は設備屋で現場にいたもんですから、もっとすごいもん見てますから」と、事務所にいたのでそれほど見ていないが言って置いた。すごいもんって何なんだ。今見ている物がすごいもんだったので、つい口をついて出たとしか思えないセリフ・・・そして名刺を交換して彼は帰っていったのでした。ああ、久しぶりに現場の空気に触れた今日でした。彼の名刺をしまいあぐねています。正直なところ。
追伸:その後すぐにパンを食べました。美味しゅうございました。 |
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5月7日
メルマガを読んでくださっている皆様にだけ、サンティニカタンの緊急アップ時間をお知らせしたんですが、配信元のふりーMLがメンテ中だそうで・・・結局メルマガ特典が不発に終わってしまいました。なんちゅうこっちゃ!明日あたり、とぼけたマガジンが届くことでしょう。かなり興奮しているやつ。はっは笑ってください。・・・・と、言うことでいつも何も言わず忍耐に忍耐しながらメルマガをとってくださっている皆さんには、時々フライング新着情報をお届けして参りたいと思います。こういう風に出来ないときもあります。(あまり魅力が無いなあ)。今回、このメルマガ特典が不発と知った時は、ショックのあまり利益を横に置いてもアップは明日にしよう、とも思ったのですが、母の日も近いのでこの際メルマガファンを切って捨てました。あっさり。という魅力的なメルマガになっています。みなさん、ふるってご購読下さい。大丈夫、そんなに発行されていませんから。 |
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5月6日
とうとう黄金週間が終わってしまいましたね。特にお休みするつもりはなかったのですが、皆さんお出かけのご様子で、結局お休み同然、開店休業状態でした。このお休み中にお買い物してくださったお客様、ありがとうございました。あなたったら、海外にも出かけず、家でじーっとしていたんですね・・・。同士です!
このチケットの高い時期に買い付けに行くなんてとんでもない。ましてや買い付けでもないのにお出かけなんてするわけがない我が家では、「サタ★スマ」のオファーを今度こそ逃さないために模様替えをしてみました。
片手にはもちろんDrコパの風水本、もう片手には方位磁石。でも、風水って読めば読むほど難しくて、結局薄くてカラー写真のいっぱいのってるシリーズを買ってしまったのでなんか効かなそう。しかも100円ショップで買った方位磁石は、いつもうすら違う方向を向いていて、いったいうちの鬼門はどこなのか?というありさまでした。
家には何も置きたくない、物が増えるのが大嫌いな私は、それを言い訳にしているかのようにインテリアが苦手。いわゆる格好いいお部屋って言うのが恥ずかしいんですよ。インテリアって凝れば凝るほど自我が出るじゃないですか。「私をこういう人間だと思って欲しい」という自己主張が丸出しになってくる。素敵なお部屋ね、って言われたくて仕方がない感じって言うのはどうも苦手。機能的に暮らすのに意味のない飾りが並んでいたり、自分の聞いているCDや読んでいる本をみんなに見て貰う為に陳列するなんておえーって感じです。(いや、普通に並んでいるのとは違う意味での陳列と言うことですよ)かといって、毎日暮らす部屋が寒々と機能的なだけで面白味に欠けるのでは寂しいし・・・。何でも捨て屋で買わない屋の私はこれになりがちなんですよー。
世の中には、引き算のお洒落が出来るのと同じように、ちゃんとその自我のいやらしさを押さえていてかつ、機能的に面白く暮らせる人と言うのがいるんですよね。無駄な物はなく、落ち着けて、でも面白い空間。これはかなり高度です。
ちょうどダーの弟カップルが幕張のアウトレットモールまで車を出すというので、一緒に行ってカーテンレールや雑貨を買いました。カーテンは押入に付けます。うちの押入ってば重い引き戸なんです。これがも〜重くって、布団をしまうのも嫌なくらいです。で、引き戸は外してカーテンで中を隠すことにしました。しかしこの引き戸の異常な重たさの実体は、このアパートの柱的役割を果たしているのではないかという憶測があり、地震があったら上の階の人が押入に落ちてくると思われます。それに次回の引っ越しにはアパートが更に傾いで、もう引き戸ははめられないという事になりかねない・・・。一時の機能重視でアパートを壊しても良いのか?我々の物ではないので、良しとしましょう。
前から部屋に掛けたかった布があったので、それをカーテンに使います。カーテンというのは部屋の面積を広く占領するので、やっぱり慎重になってしまいますよね。前から掛けたかったと言う布も果たしてぴったりなのかぶら下がった今でも不安です。一方窓側のカーテンは別の日に津田沼のユザワヤまで行ってみたのですが、閉店まで迷いに迷って買うことが出来ず、未だ謎の花柄のままです。このカーテンはもの凄い遮光性があったので5年も前に購入したのですが、今もって何故この柄を選んだのかが不明。きっと恋に落ちたはずみで判断能力が落ちていたのだと思います。そのカーテンがアダモちゃんでお馴染みの島崎邸にかかっていたので驚きました(お宅拝見の番組)。それも「安いものを買うのが大好き」って話をしている時後ろに掛かっていたんです。確かに安かったけどね・・・ふっ。
この1週間、ダーは買い物が大好きなので、ここぞとばかりに大張り切りでした。大変よく働きました。ダーにはトップページの絵を描いて貰っていますが、美術学科卒、学士の私(自慢)よりも全然センスがいいんです。加えて力仕事もするのですからもう言うことありません。赤顔むらむらの酔っぱらいでも文句を言ってはいけません。だって押入は私がうろうろしている間に片づき、カーテン形式になってました。かたじけない。さらに生家から巨大な在庫入れの棚が一つやってくるので、そのスペースを空けるために在庫や家具の移動をしましたが、私はそれだけでですっかり腰を病んでしまいました。そして、この休み中何を隠そう、ままかに「買い物かご」を導入する計画もあったのです。さて、それはまさに今ダーが横でがんばっています。ラスト1日も終わりかけ、必死です。私は忙しそうな顔をしてこれを書いている次第です・・・。店主としての意味を問われかねません。そしてまたしてもかなり家庭内手工業。
でもタダの労働ほど高い物はないのかもしれません。 |
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