小事争論 ◆過去小事2000.8
またCMの話しになるけど、カロリーメイトの新しいCMが気に入っている。 「お腹減った〜」「お腹減った!?」「さっぱり系がいい」「さっぱり系?良かった〜ベジタブル。」 「座れ、座れ」ってやつ。友人は「良かった〜ベジタブル。」のところが好きだと言っていたが、私は「座れ、座れ」のところが好きだ。 お金が無くてもデートはしたい、どうか彼女よ冷たい目で見ないで、と願わずにはいられない。 「座れ、座れ」の口調には彼の彼女に対する愛情と、この状態をなんとか肯定させようとする勢いが感じられる。 彼女も10年たったら彼の気持ちを理解できると思うのだが、若さとはなんともはがゆく、せつなく、滑稽だ。
そう言えば前回話題になっていた(とても反響があったのだわ)とよえつ、山崎努シリーズ。 その時は、焼き肉編をやりすぎじゃない?って(好きだけど)言っていたんですが、今回のマイウェイ編で、やりすぎがコンセプトだという事がはっきりしましたね。 だったらだったで、どんどん行って欲しいもんです。最後の数秒でマイクのコードを引っ張ってジャックを抜いてしまう、このタイミングは短いCMならではの妙技。素晴らしい。 素晴らしいと言えば、トータス松本の鼻から出るお湯で作るUFO。清潔好き日本国において、タブーを破るそのやきそば。 私は大好きだったのにやっぱ突然放映されなくなった。 でもその後ポットのプレゼントになって戻ってきた。やーさすがアジアが誇る日清。
ここの所また雨が続いて、洗濯は出来ないは、写真は撮れないは、寒くて寝ていると気持ちがいいやらで、くすぶった日々を送っていた。 その間、毛穴をばーっと開きたい衝動に駆られて、お風呂で半身浴をし、貧血でふらふらになりながら今度は毛穴をきゅーっと閉めたい衝動に駆られて氷で顔を冷やしたりして、つまりビューティー大作戦を決行していた。 結果、翌日の朝、ダーが顔が赤くなっているよ、と言うのでみると急なビューティー大作戦に皮膚が付いてこられなかったご様子。 がーん。次はとれかけのパーマをかかってるんだかとれてるんだかはっきりさせたくて、CMに背中を押されるようにストレートパーマ液を購入しに行った。あの、山口沙也加がCMやっているやつか安西ひろこのだったらうまくいく、と勝手に思いこんでいたが、あまりに早く飛びつきすぎなのか隣の安売り薬局には置いてなかった。 仕方なく一番高い一液式のを買った。ぺたぺたやりだしてからよく読むと、緩やかな癖毛かとれかけのパーマに、とある。 パーマは確かにとれかけなんだけど、私の毛質はしっかりと強気の黒毛で、一度強烈にパーマをかけるとかえって落ちづらいのだ。 スパイラルをかけていたからそりゃ強烈だろ。やーな予感がした。そしてまもなく的中した。癖毛の人が無理矢理ひっぱったみたいな髪の毛になった・・・。 その傷ついた翌日である今日、何かに導かれるように薬局に行くと、ああっ!山口沙也加のストパー液が売っているじゃないの。ああ、あと1日我慢していれば良かったのね。 そして買っちゃった。やめればいいのにまた買っちゃった。多分時期を充分あけなければならないのに、我慢できないで今日やっちゃうと思う。 だって買っちゃったしー。その後、また時期を見ないで色も入れちゃうと思う。 それでひとつひとつ後悔するのが分かっているのにやってしまう。そして、美容院に行った方が結果も良く、安かった、という事にもなるのだろう。 人って愚かだ(私が愚かなだけか)
ブラジル強いですね〜。 さて、男子柔道吉田選手の試合を見られましたでしょうか・・・あれ、腕が反対に曲がってましたよね。 ぞわーっ。 私は以前工事現場で働いていたんですが、そこで反対に曲がったのを見たことがあります。 若い電気屋さんがコンテナを動かしていたんですが、その時荷を留めていたロープかなんかが外れて荷崩れを起こしちゃったんですね。 それでその下敷きになっちゃって。丁度私はプレハブ事務所2階の入り口にいて、上からその光景を見てしまったんです。 人が集まってきて、彼の無事を確認したんですが、荷から引きずり出して運ぼうとすると足が反対側に曲がっていました。 しゅう〜っとなったのを思い出してしまった。その後彼は入院。現場復帰できずに会社へ戻り図面を書いていたそうですが。 金メダルは残念でしたが、選手生命の方はどうなんでしょうか。最後のチャンスって言ってましたから、このまま引退?
私には愛国心というものが無く、と言うよりそういったものから目を背けていた、と言った方が良いかも知れません。 昔からアジアに出かけることが多い中で、過去日本がアジアに対して行ってきた仕打ちを思うと、日本人であることが辛かった、というのが大きな理由です。 そんな贖罪感を持ちながら、日本人であることの誇りを同時に持ち合わせることはとても難しいことです。 未だ、自分が日本人であるという事実や実感とどう向き合ったら良いのか持て余しています。 スポーツ音痴である事も手伝って、君が代、日の丸、がんばれニッポンのオリンピックには、興味を持つどころか嫌いだった感があります。 (注:別に私は左翼組織の人間ではありません)最近、人間が円くなって(いい加減になったのか)とにかく開会式の入場行進にアジア各国が並ぶ様を見たいあまりにチャンネルを合わせるようになり、そうするとその選手が気になって競技も見る、という風になってきました。 でも、弱体アジア各国の試合なんて日本ではなかなか放送されないし、(予選で落ちているし)結局日本の選手のことばかりを見ることになります。 不満を持ちながらも見始めると見続けてしまい、「やわらちゃん、どうなったかな」なんて私の口からとても信じられないセリフを吐くようになりました。 日本という国はメダルの個数を問題に出来る国です。しかし、国政不安で参加できなかった国もあるでしょうし、参加出来たこと自体が奇跡のような国もあります。 たった一人の可能性に夢を託している国なども横に並んで出ている訳です。 そんな国の人々の気持ちを思うとき、「夢」や「希望」なんて陳腐な言葉がどこか輝きを持って聞こえます。 やっと出現したヒーローにわくわくさせられる気持ちが国の中で高まり一体感が生まれ、それを楽しいと思ったときに抱いた気持ち繋がって「国を愛する」というところに行き着くのであるならば、オリンピックが関係ある国になれた、という喜びから繋がって「国を愛する」というのであるならば、私にもわかる事が出来そうです。 いろんな事情の国の参加を目撃することで、何かを教えられた気がします。 現在のスタンスでは、相変わらず日本のメダルの個数なんかはどうでもいいし、国のためではなく選手それぞれが自分の為に頑張ったらいい、と思っており、そしてその人の努力が報われるようにと応援しているんですがね。 ・・・でも、そんなドライなこと言っておいてブラジルが南アフリカに負けたとき、「くそ」とかちょっと思ったので・・・もしかしたらやっぱり「国を愛して」いるのかも。 あ、単にブラジルに知っている人がいないからという、ワイドショー好きのおばちゃんってだけかな。
最近、偶然ためしてガッテンを見た。 ソフト洗顔についてやっていて、それ以来凝っている。 なんですか、ぎゅうぎゅう洗っていると、かえって毛穴に汚れを押し込んでるんですって。 ソフト洗顔を一週間続けた後、毛穴吸引をすると、ぎゅうぎゅう洗いの時より、汚れが減っているという! ソフトって言うのはどの位かっていうと、顔の皮膚が動かないくらい優しく、泡を転がすように洗うんだって。 それとは反対に頭皮は毛穴から汚れを押し出すようにぎゅぎゅぎゅっぎゅと洗います。 ハゲの人はこの頭皮の毛穴に汚れが固まってて、その汚れが落ちるのと一緒に毛が落ちちゃう。 汚れが溜まっているのは良くないので除去しますが、って言うことは最初の内は汚れと一緒に毛を落とさなくちゃなんないのね。 あらら〜、もっぱら私はソフト洗顔、ダーはぎゅっぎゅ頭皮洗いですな。
昨日、私の家周辺について書いた。ここ南行はあんまり治安は良くないと言われているが、私は千葉っ子だしね、たいして気にしていなかった。
 先日、深夜3時半頃作業をしていると、窓の外でカサカサ音がする。 うちは1階で、洗濯物干場にはぺんぺん草がいっぱい生えてて、猫も通れば音を出す。 隣のマンションの人も入り口に回り込むのが面倒で、部屋の脇をすり抜けていく人が少なくない。 だから、またそのいずれかだろうと思っていた。うーん、なんだろう、猫かなー?(猫好きなので構いたい) でも、ちょっと音のなっている時間と距離が違う気がしたのだ。窓にかかったスダレをずらして覗いてみた。 外が暗くて網戸越しには何にも見えない。立て付けの悪い網戸を10cmばかり開けてみた。誰もいない。 でも、そんなはずはないな〜っと下を見たら、地を這う男が居るではないか。私の足下でうずくまっている。 暗闇にいるその背中をよーく見てみると、白いTシャツの若い男。あれれ?ダーかな?なんか落としたのかな、 「どうした?」って言おうと思って覗いてた網戸を全部ばーっと開けた。 すると、ひらりと柵を越え、通りに走っていったのだ。そこまできてはじめて、あれー?悪い人? きゃーと一人ごちたのであった。後かたづけをして、おふとんに入ってからも、なんとなくまた来るような気がして、白々してきた窓を見ていた。 すると、カサッカサッ・・・ええ?!ほんとに来た?!と、体を固くしてじっと窓を見ていると、ひょこっと誰かの頭が部屋を覗いたーわー! 「誰か居る!」とダーを起こすと、飛び起きたけど寝ぼけていて行動は不明。庭を見たときには誰もいなくなっていた。 ダーはそれでお化けだと思った見たいなんだけど、お化けじゃないのよ、人だからさ、もっと恐いじゃない!って言ってる私はすこんと寝ちゃって、ダーはそれ以来眠れなかったらしい。 それにしたって、我々の何が見たかったのか?一日に2度も来るほど良いことなんかなにもないぞ。 残念ながら夜は仕事中だ。HP作るところが見たいのか??Newフェチだ。
「異臭騒ぎ」という言葉は誰が作ったのか、すっかり定着したんだね。 オームの事件の時以来、どこかで異臭が出ると、ニュースで前からあった言葉みたいに、普通に「異臭騒ぎ」と言う。
うちの周りは「子供騒ぎ」。 うちは1階なんだけど、アパートの入り口がゲーセンと向かい合っているので、やたら少年、少女が集まってくる。 で、うちのアパートの入り口の階段に座り込んじゃって、たばこを吸っては唾を吐き、ジュースを飲み、カップ麺を食べている。 そのゲーセンの隣がコンビニって言うのもさ、いかにもベストスポットなんだよね。 大家さんが見かねて、夜間人が近づくとパッと電気が付くようにした。 最初、「なんじゃ」と思ったのか静かだったけど、学習能力はあるわけで、電気付くだけだと知った今では携帯でメールを送るのに、明るくっていいやでかえって集まっている。 別にことさら悪いことをするわけでもなく、そこにいるだけなら座っているのは全然構わないよ。 おばさんが言いたいのは、ちょっとのことさ。ゴミを片づけて帰ること。夜中に奇声を発しないこと。この2点。 なにがイヤってそれを注意できない自分がいやんなるのよ。ああ、なんであたしは頑固おやじに生まれてこなかったんだろう。 隣の薬局なんか昼日中から台車をボードがわりに遊ばれちゃってて、自分とこのお客さんが迷惑しちゃってるのに、見ない振りして。 なに!実害被ったら注意するチャンスじゃない!そんなでっかい体して! み〜んな子供が恐いんだ。「17歳」って言葉も恐怖と共に定着してしまうの?
別にきっと悪い子達じゃないよ、と思ってる。話を立ち聞きしててもけっこう面白い。 でも、「この頃の子供は恐いから」なんて、こっちが思ってると思われるのがシャクだ。1回「コラ!」って言いたいわ。
それにしても不思議なのは、捨てられているカップ麺はいつもスーパーカップなのだ。 19のファンか?(猿岩石じゃ古すぎるだろ)と思っていたら、今ロンブーなんだね。 ダーは袋麺の外袋が捨てられてるのも見たって言ってたけど、どうやって食べたの? スーパーカップに足したのか、はたまた粉末スープをかけてぽりぽり?(これも古いですか)。
ニューファミリーという新聞をご存じですか?。読売とかに折り込みされてる小さい新聞です。
明日の、明日かな?それに「ままか」が載ってます。千葉方面の方に限られてしまうと思いますが、捨てないでどうぞご覧になって下さい。な、なんと一面トップです。わっはっは。
うちのアオタオをお嬢さんに、と気に入ってくださったお客様がニューファミリーさんの通信員というお仕事をされてたんですね。その方が編集室のみなさんにうちのアオタオをお披露目され、VN珈琲を振る舞ってくださったんですって。自腹で。ありがたいです〜。それがご縁で取材をお受けすることになりました。
アジアンテイスト言う特集を組んでおられるのですが、私が読ませていただいたバックナンバーは「染め」のお話しで、かなりお勉強になる充実ぶりでした。私のだらだらした買い付けの愚痴、くだらない人生模様でその内容を上回るのは難しいと思われ、かつ勢いなんか格好いいこと言っちゃったんではないかと気が気ではありません。編集の方には大変なご苦労をお掛けしました。きっと素敵にまとめられていると思います。しかし、私は素敵でも何でもないのです。許してください。でも、なーんだ、とか言って、トイレの敷き紙とか、引っ越しの梱包に使ったりしないでね。
夏の間、NHKラジオの英会話を聞いていた。そこに出てきた例題です。
 What are little boys made of ?      (小さい男の子は何で出来てる?)
 Frogs and snails and puppy-dog's tail. (カエルとカタツムリと子犬のしっぽ)
 That's what little boys are made of.   (小さい男の子はそれで出来てる)

 What are little girls made of ?       (小さい女の子は何で出来てる?)
 Sugar and spice and all things nice.   (砂糖とスパイスといいもの全部)
 That's what little girls are made of.    (小さい女の子はそれで出来てる)

 これはマザーグースの詩らしいんですが、素敵です。
 英語の先生は「男ってのはろくでもないもんで出来てる、女の子と差がありすぎ」って笑ってましたが、いえいえ、とんでもない。 男の子はいいもので出来てます。カエルとカタツムリと子犬のしっぽ! そのろくでもないぶりが、なんて良いんでしょう。 女の子が砂糖とスパイスって言うのもいい!的を得ています。 いいもの全部だって。女の子はお花よ、って言いますもんね。嬉しい。 うまく言えないけど、何度も読んでいると、じーんとしちゃうのは年のせいか。 ちいさい子限定なんだからね。あああ、こんなんなっちゃって、って言うのは言いっこなし。
6/9/2000  なんだか寒いですね。秋ですか。黒モン族のジャケット・プルオーバーをアップしました。
まだまだあるんですが、焦らずゆっくり出していきます。それというのも色味を調整したりするのが難しいんですね。藍は藍でもそれぞれ風合いや色の濃淡は違いますし、刺繍部分の良さをなるべく全面に出して・・・なんてやってると時間かかるし肩が凝るです。(そんな事言ってるうちに冬が終わらないことを祈ります。)
しかし、なんといっても悩めるのは値段です。こういう品の場合、作品に対する評価を値段という数字に変えて、私一人で審査しているという事になります。少しでもお安く売りたい気分と、これだけの仕事をしているモンのおばちゃん達へ敬意を表する気分とのせめぎ合い。秋冬物は夏物に比べて卸値も高くなりますから、それも考慮して適正価格であってくれ、と願うばかりです。ジャケット類はどうしてもサイズも大きくなりますから、これで男性も遊びに来てくれるサイトになると良いな、とも思います。ああ、想いはつきない。



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