◆過去小事
2005.05

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「裏小事(占い付き)」


6月27日

今日は早起きしてレンタルDVDを返し、指圧へ行って、美容院にも行って、絶好の滑り出し。
ところで、切れ毛がひどい。
頭のてっぺんがQちゃん(マラソンではなく藤子の方)のように毛が立っている。3本じゃないけど。
髪だけは顔と裏腹に小さい頃からきれいだった私。てっきり新しい生えかけの毛だと思っていたら
痛んで切れたものだそうだ。今は担当のキムキムさんからパーマも拒否されている有様。
「出来ない!この髪には出来ません!」とな。そう言えば、昔のようにゴムが滑ってしまうほど
滑らかで、いつもひんやりとしていた感触もない。ごわごわしているのだ。
ヤンキー茶髪にもぐるぐる電話線パーマにも耐えてきた私の髪・・・更正したらがっくりくるとは
何か象徴的な出来事のような気がしてならない。
「トリートメントは当然のことながら、ちゃんと食べてますか?」とキムキムさん。
食べて・・・食べ過ぎている。週末もブルドーザーのように食べたと言うのに。
坐骨神経痛、手術、と傷だらけの体、ううう、いたわって〜あげたいの〜ハワイとかその辺で〜

ぼやいていないで仕事をします。
今日は格別に暑いね〜

6月23日

さっき花壇に殺虫剤をまいた。だんごむし、げじげじ、なんかの幼虫、毛虫、アブラムシの断末魔。
阿鼻叫喚とはこのことか・・・声にこそなってないが「うお〜っうげ〜」っと苦しむ虫たち。
シューっと一吹きで見えなかったでかい毛虫なんかが大暴れでゴロゴロ出てくる。
虫は大好きなのだが、植物の敵である事が多い。最初は一個ずつ剥がして捨てるんだけど、
気温の上昇と共に作業はいたちごっこ。ええい!とシューしてしまう・・・しかし気分が悪い。
どこかの国の独裁者になったようだ。思い出してはゾワゾワしている。はーキモチワルイ。
むかーし派遣で働いていた頃、とある宗教に入っている上司が「虫さんには、ひとつお食事用の葉っぱを
用意してあげます。どうぞこちらを召し上がれ、他の葉っぱは食べないでね、とお願いすれば
虫は他の葉っぱを絶対に食べません」と言っていた。確信はないが無理だと思う。
一雨ごとに、植物も虫も生き生きとするこの季節。
虫に話しかけるより葉っぱに言ってやる「自立しろ!」
出来れば生き生きし過ぎて、虫を養っても尚余る生命力でへーでもない強靭な植物になれ。
確信的に無理だと思う。
以上季節の挨拶でした。
今日は久々に新商品をアップ。明日抜糸したら、また一歩前進だ。
坐骨神経痛で長くはPC前に座れないのですが、もうちょっとさくさくアップしたい抱負。

6月21日

「大変お待たせいたしました!どうぞお掛け下さい!」と先生が言う。
なんだかこの病院の新しいポリシーかなんかで、病院や医師はもっと患者さんをお客様として親切丁寧に、
サービスを心がけるべきとかなんとかなのか、看護婦さんも先生も言葉遣いがお店みたいなのだ。
「それでは本日、執刀させていただきます。ご不安な点は何でも仰って下さいね!」
私の先生は若くてかわいい女医さんなのでデニーズ気分だ。
手術承諾書を違うかばんに入れっぱなしで忘れてきた。電気メスを使うので体中の金物を外さないといけない。
もちろんアクセサリーは外してきたのだが、うっかり置針を取るのを忘れていた。忘れてばかりだなあ。
置針(この字でいいのか?)って言うのは、ピップエレキ絆みたいなシールに小さい針が付いている物。
坐骨神経痛の治療でこの針を体のあちこちに貼り付けてあるのだ。1個取り損ねたらどうなるの〜?
それにしても麻酔は痛い。麻酔の為の麻酔はないものか。
「それでは行きま〜す。気持ちが悪くなったらすぐに仰って下さいねっ」
腫瘍は肩にあるので、手術を自分の目で見る事が出来ない。ただ耳の近くなので音と感触だけはしっかり
わかる。ブツッ!ブツブツ!と肉の切れる音や、持って行かれそうな程の力で、筋肉の一部がぐいぐい
引っ張られている感触。先生も「よーいしょ、よいしょ、もうちょっと!」と掛け声も高らか。
「うーん、暗いなあ。すみませんライト!」看護婦さんは走ったが「先生、ライト出払っちゃってるんで懐中電灯
でいいですか?」「えー、そうなんですか?じゃすみませんけど持っていてください」
なんだよー、始める前に準備しておけよ〜!懐中電灯で照らされている患部・・・ちょっとアウトドアー気分。
アウトドアーデニーズなんちって。
「わー深〜いですね〜、上村さん、見た目よりずっと中の方へ育っちゃってるので、もうちょっと我慢してください
大変申し訳ありません」いえ、こちらこそ育てちゃって申し訳ありません。
そんなこんなで40分くらいかかったか・・・筋肉や周りの組織にくっついちゃっている腫瘍だったので、
ツルンと取れないとは聞いていたものの、変な格好で40分じーっとしてるのは大変じゃった。
後頭部がしびれちゃったよ。縫う前に患部を消毒したようで、開けられた皮膚の中が綿のような物で
ぐるんぐるんぐるんぐるん掻き回されているのが分かる。
皮膚を針が通る感じや縫われた場所が突っ張る感じも。それでも痛くはないのだから、たいしたもんだ。
「取れた腫瘍の組織は検査に出させて頂きます。お近くにおいでの時に結果を聞きにお寄り下さい」
電車とバスを乗り継いで町から離れ、しかも週1回しかやってない形成外科のお近くを通るのはいつだろう。
「先生、紹介状を書いてくれたうちの近所の病院へ検査結果を送ってもらえませんか?」というと
「それは個人情報漏洩の観点から出来かねます。申し訳ありません」だそうだ。
私のプライバシーはすでに行ったり来たりしているのだから良いではないか。「病名」は絶対守秘とは言え
もし大きな病気だったら、守秘してるよりも早く私に伝えて欲しいじゃん。だいいち私が良いって言ってんだぞ。
先々週、手術の為の検査をしたのだが(HIVと肝炎)その結果を聞くの忘れた。楽しみにしていたのにぃ。
言葉遣いはある意味素敵になったけど、だからってインフォームドコンセントかっつーとそうでもねえし、
検査結果を郵便で知らせてくれるくらいのサービスがあったって良いと思うんだけど。
「組織検査の検査結果をこっちで聞いてもらえませんか?」と、紹介状を書いてくれた近所の皮膚科の
先生にお願いすると「そりゃ個人情報の漏洩になるからだめですよ」と。
「そんなの全然構わないんですがねえ。私が良いんだから良いんじゃないですか」と言ったら
「こりゃ面白いこと言う奥さんだ!ハハハハ!」と一笑した。
この先生は人の事を「奥さん、奥さん」と言う。松本さん時代から通っているのに結婚したらたちまちだ。
こちらの先生には少しデニーズ化して貰いたい・・・。
えにうぇい、予後良好に回復しております。

6月13日

今週は外出しなくてはならない仕事が続き、後半は例の手術とあって発送作業がやっとこさ、
と言う感じだと思われ。毎日16:30までのオーダーは即日発送していますが、今週は変則的な時間発送に
なる為、発送はオーダーされた日の翌日発送になります。
また、木曜日の発送は一応お休みです。出来たらやるけどさ。すみません!
そして言い訳のようにちょこっとだけアップしました。

ダイエット中だと言うのに、今日の晩御飯はウニスパゲッティー。
それから茄子のモッツアレラ・レバーペースト詰め。
誰かが遊びに来たら作ろうと思って買ってあったウニ。そろそろ食べないと美味しくなくなっちゃう。
シチリアはヨーロッパで唯一?(イタリアで唯一か?)生でウニを食べるところ。
イタリア語で「リッチョ・ディ・マーレ」海の栗、と日本と同じ意味の名前だ。
だけど、日本人に声をかけてくるイタリア人はみんな「うにスパゲッティー、ウーニスパゲッティー」と言う。
もうすぐ「ウニスパゲティー」が正式名称になるね。間違いないね。
材料が豪華なら作り方はいたってシンプル。オリーブオイルでにんにくと唐辛子を炒め、
そこにウニ、茹でた麺を投入。さっと炒めて出来上がり。麺を茹でる時の塩加減で決まる。
茄子のうんたららも簡単。茄子の中身をちょっと出してチーズをいれレバーペーストで蓋をし、
魚焼器で火を適当に通したら、フライパンでバルサミコとフォンドボーで作ったソースと絡めるの。
本当はレバーペーストではなく生ハムを使うんだけど、桜井の作ったレバーペーストで作ると絶品!

毎日こんないいもん食ってるのか、と思われたくて書いてみた。

6月8日

手術の前に坐骨神経痛になってしまった。一難去る前にもう一難。
なんだよ、私の病歴コラムかここは。
左足の股関節が痛かったのだが、忙しさにかまけて放っておいたら痺れてきた。
しびれるって怖い・・・と言うことでいよいよ通院してるところ。
結局、もともと悪い腰の影響らしい。はー・・・・
痛みが去ったら運動しよう、と今度こそ腹から覚悟するのであった。

今週、我が家のビワを収穫。
昨年は末成りだったらしく、今年はどどーんと鈴なりでやんす。
だったらしく・・・と言うのも、越して来て一年、昨年のビワちゃんしか私達は知らないのだ。
自分の意志と関わらず、勝手に生えていたビワちゃん。南側の一番いい所に植えられているので
切ってしまおうかとさえ思ったのだが、これだけ生命力の素晴らしさを見せ付けられるともうそう思えない。
とても我が家だけでは食べきれないので、ご近所におすそ分け・・・って迷惑なくらい持って行ったのだが
「あ、どうもねー。美味しいのよねー。去年はうらなりだったからねー」とご近所の方がうちのビワに詳しい。
市場のものより小粒なのだが、これがなかなか美味しい。
少し酸味があり、香りや味は秀逸だ。まさに野生の味。←手をかけないので野生化しているだけか。
手の届く範囲を剪定して貰ったお陰かも。←自分でやってない。
それにしてもお日様はすごいね。てっぺんの手に届かないところは剪定もしていないのに
オレンジ色に丸々と熟している。
高級ビワを尻目に、腹いっぱいビワを食べる毎日だ。

収穫はダーちゃんと桜井で。←やはり私は何もしていない。

6月2日

元気で帰ってきてしまった。手術は再来週だってさー。

昨日のへぇ〜へぇ〜観た?
あのハナクソの実験は面白かった。特殊メイクの人がいろんなハナクソを作るんです。
乾燥型、粘着型、鼻毛入りといろいろ。で、それをレストランでのデート中、彼女が装着。
「デート中彼女の鼻にハナクソが付いていた時、彼氏が相手にさりげなく伝える手段とは?」
何十組と言うカップルの反応を見て、どの方法が好感を持てたか女の子にアンケートをとるのだ。
ハナクソの付着を相手に伝えられるかは、関係の成熟度が計られる。
そればかりではない、その伝え方で彼の成熟度、伝えられた後の反応で彼女の成熟度も計られる。
日常にかなり起こり得るこの危機を彼達はどうやって切り抜けたか。
口に付いた食べ物を拭いてあげるふりして、ハナクソごと取ってくれた彼。
リアクションで「鼻の周りを拭けー」って無言で教えてくれる彼。
何の気なしに「なんかついてるよ」と平常心を心がけて言ってくれる彼。
シャイなヤング世代は知らんぷりしちゃうんじゃないかと思ったら、意外にもみんなちゃんと教えてあげるの。
いい〜じゃないの、カップル達。
私が圧倒的に好きだったのは、鼻の付着物を発見した瞬間からうれしそ〜に彼女の顔をじーっと覗き込み
ニヤニヤウキウキしていた彼。ほとんどの彼が瞬時にハラハラするのに対し、この彼の意地悪〜な、
嬉しそう〜な表情は最高に良かった。「お前、何つけてんの?何それ?綿?ワタか?」
彼はオレだけが知ってるお前のみっともない姿を堪能していた。
町ではやっぱりソフトな対応に圧倒的な人気が集まっていたようだが、「ハナクソ」なんて恥ずかしくて
面白いものを、「きーっひっひっひ、おもしれー!やべー!」って素直に反応するあたり、彼のセンスの良さを
感じる。言われた相手も「なんだよ、もう!」って言えるじゃない?たかがハナクソで怒る自分も馬鹿馬鹿しく
その後きっと一緒に笑ってしまう。きっとハナクソについて語ってしまう。荒々しいが愛だ。
実験だから彼女達は彼の反応を楽しんでいられるわけだけれど、それでも指摘された瞬間はなんだか
演技でもなさ気で、はずかしそ〜で、かわいかった。実験とは言えやはりハナクソ。
そして彼の対応にはおおむね満足と言った表情。あたたかい気持ちになる実験であった。
うちだったら、他に人がいればみんなに聞こえないように「鼻、鼻」と言う。
誰もいなければ「ハナクソ付いてるよー」と言う。
私はいつもダーちゃんの歯に挟まったネギだって喜んでほじくってやるんだもんね。
さて、みなさんは?

6月1日

明日、以前にも書いた「脂肪腫」を取りに病院へ行くんだす。
いや、別になんのことはない余計な、ある意味体重の一部なのでかなり余計な、ただの固まりなだけです。
もしかしたら、手術の予定を決めるだけかもしれないし、ささっと切っちゃうかもしれないし。
切るとなったらいくら余分な脂肪とは言え、痛いのだ〜、と言うことで
少しだけですがアップしておきました。
手術は来週、今週は検査だけと言うことになったら、また新商品なり買付日記なりアップしたいと思います。
大学病院って外来が朝早いのと、待ち時間が長いのがイヤなのよねー。

久しぶりに昨日錦糸町を通りかかったので、駅前の「魚寅」に寄ってみた。
うちの実家はもともと魚屋で、この辺りの魚屋さんとは顔馴染みなわけだ。
とは言え、このお店はとってもでかくて有名。我が家の「魚よし」とは比べ物にならない立派なお店だ。
惣菜店の方で名物のうなぎを買った。三河一色のうなぎ一串800円。二人分で1600円。
さて、この値段が高いか安いか?中国産はその半分だ。
「一食に1600円のおかずって厳しいなあ」と言うと、母さちこが「本物だったら安いわよ」と背中を押す。
そうなんだよね。ケーキだったら1600円って迷わないのに。
それも国産うなぎなんだから、安いんですわ。確かに。
「1枚800円のを2枚頂戴!」お買い上げだ。
その時にふと気付いた。魚寅惣菜店の隣は演歌専門のレコード屋なので、魚寅にも営業に来た
演歌歌手のサインがたくさん並んでいるのだが、そのサインの中に「魚錦さんへ」とある?魚錦??
かと思えば「魚寅さんへ」もないわけじゃない。
「お店の名前変わったんですか?」と聞くと、なんだか魚寅は名前を大手に売ってしまったそうだ。
惣菜店は鮮魚魚寅から独立して別の名前に変えたんだと。
「魚寅じゃ、この値段で一色は出来ねえよ」とおやじが言う。むーん別れる時に喧嘩したのだろうなあ。
「だって良い跡取りがいたじゃない?」と幸子が言うと「別の商売やってんだよ」と。
うちの跡取りもミュージシャンだが、魚寅の跡取りもミュージシャン志望だったっけ。
やれやれ、自営業に冷たい風が吹く昨今、世代交代をも大変なのだなあ。
昨日は忙しくて、うなぎを温める作業すら出来なかった。
つーことで今晩はうなぎです。いえーい。


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