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3月29日
で、予定通りディズニーランドに行ったわけだが・・・
地獄ですよ。三連休の中日なんて行っちゃいけない。
当日の日付指定券を持っているというのに、更に開園20分前の7:40には並んでいたと言うのに、
ただ園内に入るだけで40分かかってんだよ。信じられん。
それも入場ゲートから駅まで人が溢れ返りそうになって7:50に開園を繰り上げているのに、だ。
友人一家は子供達が無理出来ないので、10:00頃到着予定。
それまでに私とダーちゃんはハニーハントのファストパスを取っておいてあげるのだ。
もうこんなに混んでいると自分を見失う。何でもいい、くだらない事でもなんでもいいから、なんか目的がないと
こんな所に1秒だっていられないわけ。ファストパスを取れ!とにかく走れ走れ。私は途中で自分だけじゃなく
ダーちゃんまで見失ってしまい、何処か知らない所へ迷い込んでしまったが、その迷い込んだ場所でも意味なく
走っていた。ぐるぐるぐる、ただ走るためだけに走るのだ。ハニハンだと思って並んだらポップコーンじゃん!
40分かかったが、なんとかファストパスを通した。そしたらもう目的がなくなってしまったので60分待ちの
スプラッシュマウンテンになんとなく並んでみる。60分待ちって言ったのに、館内に入った時点でもう90分。
そこでダーちゃんが「おしっこ」と言い(子供か!)スタッフ、いえいえキャスト?だったけ?におトイレまで
連れて行ってもらう。その時「まだ40分ほど待ち時間がありますから、行っておいた方がよろしいかと・・・」と
キャストの方が言っていたのを聞いて、前に並んでいた16歳くらいの女の子2人組がくるっと振り返り
「え?え?あのう、これから、ここから40分って言ってたんですか?あの人」と話しかけてきた。
「そうらしいよ」「まじですか!」と叫ぶ声に後ろの人もヒソヒソ声で苦言をもらす。
それでも待っていればいつかは乗れる。その事実だけをより所にみんなと一致団結して並ぶ。
前に並んでいる2人のミニーちゃん推定16歳は、お年頃にも関わらず社交的で、時々振り返っては
いろいろ話しかけてくる。「一番前に乗れたらいいね」と言うと大人しい方のミニーBが「キャーこえーやっぱ
ダメだーうぁ〜!」と想像を膨らませ、もう一方強気のミニーAが「一番前が一番面白いんじゃん!」と張り切る。
結果2人はめでたく一番前の席に。ミニーBは「うわぁ〜うわぁ〜!」と錯乱。ダーちゃんは後ろの席なのに
うつ状態。その様子を見てミニーAが「じゃあ、あたしとお姉さんが前に座りますか」と名案を申し出た。
お、いいね!と思ったのだが、ミニーBが「それはダメだ!」と「やっぱりお姉さんは彼氏さんの隣じゃなくちゃ
意味ないっしょ」と覚悟を決めた。恋愛至上主義時代ならではのご意見。お姉さん、どっちでもいいよ、どっちか
っつーと一番前が良かったけど、「お姉さん」に「彼氏」って呼んでくれたから大人しく従います。はい。
走り出したら止まらないぜ、スプラッシュマウンテンさ〜♪これから何が起きるか解らないところが
初めて乗る時の醍醐味なのだが、前の席から2人のミニーちゃんが「ぎゃー!これから一回ガクンて
落ちます〜!」「きゃー!しばらくこの先暗くなります〜!」とレポートしてくれちゃう。
そして「ついに来ます!ギャーギャーいよいよ来ます!ぎゃー!」と彼女達が叫んだ。すると実はこの
レポートを聞いていたらしい後方席からも「ぎゃー!」の声。真後ろの子供も固まっている。ああ、ついに
落下するのね!恐怖は最高潮!その時・・・「すみません!間違えました!」とミニー達。一同・・・・。
ともあれ2人のお陰でフツーよりずっと面白いアトラクションになった。キュートな2人に爆笑。ありがとう。
さて、友人家族とも合流し、後は子供のために並び続けるだけだ。
何しろ、今日はキャラクターと写真を撮るのも並ばなくはいけない。ハニーハントでプーさんへの好感度が
あがりつつある長男のみっちゃん(5歳)の前に、プーさんが登場した。「プーさんと写真撮る!」並べ並べ!
シャッターを切ってくれるのは1組1回と決められている。ケチくせえ。
やはり小さい子の方がプーさんも気になるのか、次男のひーちゃん(1歳)に愛想を振りまく。
しかしひーちゃんは顔を引きつらせているだけで何もわかっちゃいない。それよりも誰よりも、プーさんを求めて
やまないのはみっちゃんの方なのだ。「みっちゃん、握手してって言ってごらん!」と言うと大きな声できちんと
「握手してください」と言えました。するとプーさんがみっちゃんを全身から立ちのぼる包容力←(プーさんの体系
によるが)を、全開にしてみっちゃんを抱きしめてくれた。
抱きしめられてとろけてしまう、なんて光景を久しぶりに見たのであった。
ミッキーファンだったみっちゃんは今日から「一番好きなのはプーさん!」むーん、とろける抱擁ついでに
移り気の瞬間も目撃してしまった。そこからみっちゃんは他のキャラクターにも営業を開始し、みんなに
大きな声で「写真撮って下さい」と言いまくっていた。結構シャイなんだけどがんばっていた。
しかし何しろ人が多すぎ。成就できない願いにみっちゃんの父J君は「もうこの辺のカエルで良いじゃん、
ダメなの?」とピノキオのこおろぎを指差して言った。こおろぎ、かなり落ち込んでいると思う。
かく言う私もチップ&デールを「リスがいた!」と叫び申し訳ない。更にリボンをつけたドナルドがいたので
「あーあー、ほらドナルドの彼女がいるよ!」と言い、「あれ?えっと名前なんだっけ?」と大人たち。
「うーんと、あ、たぶん・・・デイジーだ!」と私が言うと全員が「違うと思う〜!」と答えた。
ふだん「上村さんの奥さん」って言われるだけで文句言うくせに、世界的に有名なあなたを「○○の彼女」
なんて言い方してごめんねデイジー。今調べるまでデイジーがデイジーである事に自信なかったのもごめん。
まあとにかく、こおろぎにはほんと悪いと思うよJ君。名前どころか生き物として間違ってる。
不思議なくらい何も買ってくれと言わないみっちゃんなのだが、帰りにはプーさんの風船を1個買ってもらい
大事に持って帰ってきた。みっちゃん曰く「とても長持ちだからいい」のだそうだ。1ヶ月くらい持つらしい。
最近の風船はすごいね。たかがダンボに1時間並ぼうと、ミートミッキーに並んだ挙句に入れなかろうと、
子供が嬉しそうにすると疲れも吹き飛んでしまうのだった。私も大人になったもんだ。
←グーフィーとプルートの区別がつかんとです。
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3月22日
福岡、佐賀のみなさん、お怪我ないでしょうか・・・・
こちら関東はしょっちゅう地震がありますが、それでも慣れると言う事はなくいつも怖いです。
日頃地震とは無縁の九州地方のみなさんは、なおさら怖かったに違いありません。
余震によるビル倒壊や土砂崩れと、まだまだ予断を許さない状況とのこと、不安ですよね・・・
早くおさまってくれるといいんですが・・・
先日、ある企画の紹介が届きました。
「YOKEE PLAYBOY LIVE スマトラ沖地震、津波の被災地、ピピ島の学校復興プロジェクト」
ピピ島にひとつしかない公立学校への支援のためチャリティーライブのお知らせでした。
タイの有名ミュージシャン「YOKEE PLAYBOY」を招待して行われます。
ピピ島は全壊状態、たくさんの子供達の命も失われました。生き残った子供達も多くは親を失い
現在は離れ離れに非難しモスクやお寺で教育を受けています。彼らへの一助にと企画されたライブです。
4月15日(金) 渋谷VUENOS TOKYO
4月17日(日) 吉祥寺peppermint cafe
料金 前売り 3500円 / 当日 3800円(+1drink)
チケットぴあにて 3/11より発売 Pコード:195-865(検索 ヨ−キ−)
詳しいHP http://www.ykpb-live.com
新潟、スマトラ、九州、次から次へと自然の驚異が訪れます。
自然災害を避けることは出来ないけれど、大切なのはその後なのだな、と思います。
前向きに何かしようとする動きを起こしてくれた人達の努力に敬意を表しつつ、それに乗っからせて貰って
何か少しでも助け合いが出来たらと思います。
地震大国日本、経済大国日本、私達だからこそ解る事、解らない事、出来る事、出来ない事。
いろいろ考えさせられる今日この頃です。
お近くの方、興味をお持ちの方、よろしかったらリンク先にジャンプしてださい。
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3月18日
例の演劇鑑賞会で無名塾の「いのちぼうにふろう物語」を観てきた。山本周五郎の「深川安楽亭」原作。
主演が仲代達矢・助演山本圭ときたら、この世代のお嬢さん達が黙っていられるわけがない。
かつてない迫力の動員数、席を見つけるのが一苦労の満席御礼。
無名塾らしく、演出はスパイス程度であれやや前衛的なムードがある。
ドリフさながらに大セットががーんと回転して、別シーンが現れたりするのだが、その際の暗闇で
無言で立ってる仲代達矢の顔だけに何故かずーっとピンスポがあたる。
想像してください。真っ暗闇に仲代達矢の顔だけがぽーんと浮かんでいるのだ。
ストーリー展開に関係なくセットが回転する度に。むーんこれぞ前衛・・・ぷっ(笑 す、すみません・・・。
登場するキャラクターひとりひとりに濃い演出がなされているので、おばば達は少々とっかかりに
時間が掛かかると思われ。そう、思ったとたんに隣のおばちゃんがグーzzzzZ え、まじで?
失礼なことばかり申し上げたが、舞台はとても素敵なものだった。
音楽・映像・美術、どれもセンス良く手が掛かってるし(お金も掛かってる)、終幕には全てのキャラクターに
愛を感じた。良質のお芝居だったと思う。うーむ、さすがだ。
お芝居が終わるといつも家へ直帰するのだが、今回はいつもと違うルートを通ってしまったばかりに
「役者との交流会コーナー」に迷い込んでしまった。それ程興味があったわけでもないのにこれまた
偶然にも前の方の席が空いている状態だったので、押されるように座ってしまった。
やがてメイクを落とした山本圭が登場。その他若手俳優などもぞくぞくと現れる。
しかし、おばば達の憧れ仲代達矢は来なかった。おばば達の落胆ぶりは疲れているのに付き合ってくれ
ている役者さんたちに失礼な程であった。母さちこも一言「ケチ」と言っていた。かく言う私もちょっとがっかり。
それでもやはり山本圭は素敵。腰の低いちいさなおじちゃんだが、ええ声でとても丁寧に誠実に
質問に答えておられた。はじめは恥ずかしがっていたおばば達もだんだんフランクに質問するようになり
意外にアカデミックな質問するばばもいたりして、おばばと言う生き物も相変わらず興味深い。
スターを前にしたおばばの瞳は少女でした。これで仲代達矢も出て来てたら、全身少女になっていた
ことでしょう。仲代さん、若返りのためにひとつ他劇場では顔出してやってください。
実家に戻ってから、今日のパンフレットをめくりつつ、しかし神妙なムードで最近勃発した我が家の大問題を
語り合っていた。が、何かの拍子に話がそれてその神妙なムードのまま「劇団ひとりってどう思う?」とさちこ。
さらに「劇団ひとりはさ、お坊ちゃんなのよね。ちょっとつまんなくない?波田陽区は生き残れるかもしれない
けどさ。私はヒロシです、が好き」とちゃんと「ヒロシです」のところをモノマネにして言った。
対する私も声のトーンを落としたまま「波田陽区はアドリブきかないからダメだろう・・・」と言ってしまった。
松本家一同、頭を抱えてしんみりと第5世代お笑いブームを語るの図。
そしてテレビのニュースでは「フジテレビ・ライブドア問題」が。「まったく考えられないよな」と父よしおが
言うので「何が?」と聞くと「だって意味わかんねえじゃねえか」と言う。「まあライブドアが何をしたいかは
よくわかんないけどね」「おお」「フジテレビもおかしいけどね」「おお」「でもさ、不動の権力を確信していた
大企業が自分よりずいぶん小さなものに、すでに半分飲み込まれてしまってるってのは面白いよ」「おお」
時事問題を「話し合っている」つもりが、気付くとよしおは一言も自分の考えを述べていない。
そこでさちこが「何が問題って、一番問題なのはホリエモンの性格よ」と言った。
うーん、さすがさちこ芸能デスク。そうやって我が家の大問題は夕食のメンチ、芸能ニュースとともに
話題から姿を消してしまった。恐るべし「生活感」。だからいつまでたっても問題が問題のままなのでしょう。
しかし、この生活感があるから人は生きていける。もしかしたら生活感の中で本当にメンチが胃袋に
消えていくように、ふいっと問題もなくなってしまうのかもしれない。・・・・だ、だと良いけど。
ひさしぶりの帰省でござんした。
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3月17日
だんだん楽しくなってきた。
極めて幻想だが、スムーズに混みこみの園内を駆け抜ける私が見える。
前日の仕込から、疾風のようなインパ(Dファン用語・インパークの意)、ロッカーおさえてハニハンのFPを
通して他の乗り物と友人家族をスタンバイ。ああ、ショーを見ながらのランチ食べるなら予約しないとなあ、
・・・これって何かに似ている。旅の段取りだ。
旅の段取りが、嫌いになる程好きだ。つまり、やりたい事、その為にやるべき事、いろいろ目移りしつつ
いつまで〜も情報収集していて目が痛くなって、頭が痛くなって、それでも素晴らしい計画を立てる。
しかし頑張って素晴らしい計画を立てたばかりに、何かのアクシデントなどでその努力、計画が報われなくなっ
てしまう事が怖くなる。予定通り進まない様々なケースを考えてはキュンキュンし、、、更にそれを
念頭に置いたB計画まで立ててしまう。繰り返し疲れ果て・・・・行くのが面倒くさくなる。
ダメだダメだ、こんなに張り切っていると、最後には行きたくなくなるのだ!ようわからんが。
いざ行ってしまえば計画自体だって忘れてしまうのに。あほらしいのう。
と、言いながらまたファンサイトにアクセス。
きも〜きも〜と言いながも、役立つ情報満載に頭が下がる思い。
・・・楽し〜かも。
ミッキー好きかも。
私きもいかも。
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3月15日
前にも書いたが、ディズニーランドが苦手だ。でも今月2回も行く。
ダーちゃんの会社が持っているオーナー割引で1回はシーに。それは先週完了した。
空いている平日だったので割に苦労なく、ミッキーに対して殺伐とした気持ちを抱かなくても済んだのだが、
後もう1回は、なんと今週末の「3連休ど真ん中に子供連れの友人と」で行くのである。
ミッキーが踊る前に、私の心はエレクトリカルパレード状態。←これ自体がもう古い。
その混み具合たるは尋常でない。ディズニーランドに電話して聞いた所によると「朝からすぐに入場制限
するかもー」くらいの混日なのだ。普通の土日であっても、運が悪いとカリブの海賊に4時間待ちとかって
聞いた。カリブの海賊に、4時間待ち・・・って?
驚くほどディズニーランド近くに住んでいる私だが、行ったのはすでに20年前。
高校の時に先輩とデートで行ったのだが、その日私は風邪で熱があり無理を押しての外出。
それもデートだからトイレに行くのもはばかられるのに、ミッキーが「歌ってよ、踊ってよ」と私を威圧するのだ。
それ以来「作られた多幸感、押し付けがましい享楽」と言い捨て、近づいていなかった。
もうあれからだいぶ大人になったので、ミッキーの抑圧にも対抗出来る迫力が私にも備わったと思うし
作られた幸せだって乗りこなしちゃうもんライドオン。と、言うことで「ディズニーランド行こうよ」って
友人夫婦をこっちから誘ってしまったのだ・・・。「近いからすぐ行ける」と言う発想が甘かった。
そこには無意識に「平日の暖かい日」のイメージが当然のようにあったのだ。
しかし常識ある社会人なら平日にそうそう休みが取れるわけがなく、どう調整してもその日しか来られる日が
ないと言う。あらら〜
それならそれで出来るだけ子供にだけは楽しい思いをさせてやりたいこの親心(私の子ではないが)。
今ネットでディズニーファンサイトにアクセスし、要領よく園内を周るコツを学習中だ。
これまで私の中になかった単語が脳に登録されていく。キャラクターブレックファスト?リロのルアウ&ファン?
ブラヴィッシーモ?そのファンサイトの熱さに更なる眉間シワを寄せながら、理解を進める。苦しい。
車でやって来る友人一家より一足先、開園8時と同時に入園し、プーさんのハニーハントにファストパスを
通して待っていてあげようと計画。お昼も混雑するから、おにぎりくらい持って行くか・・・。
子供は2人。まだ小さいので、晩御飯でレストランに寄る余力はないだろうから、夕食の仕込みもしとかないと。
温めるだけだしおでんにするかな・・・。ああ、車止めるならMブロックじゃないとダメだって言っとかないとな・・・
20年前の経験値に机上の情報でどこまでケア出来るか不安で夜眠れない。
毎夜脳内エレクトリカルパレードだ。←だからそれはもう古いんだって。
またしても、またしてもあの黒ネズミ軍団にしてやられたか!まさにこの畜生め!
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3月9日
頭痛持ち。昨の夜は激しい頭痛で、もしかしたら風邪かも知れないと食器も洗わず
だるーんとふとんへ潜ってしまった。が、なんでもなかった模様。
風邪薬にEJ21を2錠飲んでぐっすり眠ると結構翌朝元気だ。これ宣伝でなくてホント。
くそ忙しくしているのに、モデルのめぐ○んこがフラっとやって来た。
めぐ○んこは、英語の教師を目指しているが、今はワケあって小学校の課外教室をみている。
保健室でもなく、カウンセリングルームでもない、子供が自由に遊びに来る所らしい。
最近通い始めて環境に慣れず、ああただただ疲れる・・・と愚痴を言いにきたのだ。
この教室、考えようによっちゃ面白い事が出来そうなのだけれどこれがなかなか難しい。
と、言うのも学校がどういう理念を持ってこういった場所を子供達に用意しているのかが不明だからだ。
恐らく「ゆとり教育」の一環なのだろう。遊びを通して子供を見ることが出来るのは、とても理解に繋がる様に
思うのだが、実はそう言う目的で教室を置いている訳でもなさそうで、ただの遊び場なんだそうだ。
子供が楽しいんだったらそれもよかろうも。しかし何か異常を感じ取った時に、その遊び場の管理人は
どうやってその事を誰に伝えればいいのか。存在が曖昧だから、役割も曖昧なのだ。
もし何かが起きた時、この教室が「こんなに子供に配慮した」教育をしていたのに、という言い訳けの為に
あるようにも思えてしまう。めぐ○ちんが、現場に出てみてまず驚いていたのは「授業中なのにフラフラしてる
子供が結構いる」と言うことだった。授業中にフラフラするのは楽しいことだ。
何が異常かってその子達は先生に見つかっても隠れないらしい。隠れないという事は悪いことをしていると言う
自覚がないってこと。自覚がなくて授業をサボっても楽しくあるまい。
そしてそれに対して先生はどうするかって言うと声すらかけなかったり、優しく事情を聞く程度だという。
世代を同じくする私とめぐ○んは、今の学校が作る「ゆとり」に戸惑わずにはいられない。
うちらの子供時代なら「コーラー!」とゴリラみたいな先生が追いかけてきて必死で逃げたもんだ。
捕まって「叩かれるかな・・・」と心配する。そう言うのを管理教育といって今は倦厭されているのだろうが、
自由の意味を解っていない子供を最初から自由にさせてしまうのはかえって残酷なんではないか。
抑圧の向こうに開放があるように、何か管理されている事に怒りを感じで違和を唱えて人は自由を求めるので
はないか尾崎豊か。ゆとりを推進する先生自身にゆとりがなくて、先生自身が自由について考えたことのない
リベラル教育とは末恐ろしか。ちなみに松本家←(わしの実家)はリベラル教育の先駆けのような家であった
が、誰一人ろくな子供に育っていない。おやじまでろくでもない。それはま、置いといて。
子供達にとって良かれと思うことが、学校側と違ってしまった場合は長くいられないだろうし、
いられる間は、馴染みながらも絶対に馴染んではいけない部分は馴染まないよう肝に銘じて働くと言う
大変疲れることが出来なくてはなりません。
投げやりになってしまいそうだけど、それでも子供はかわいいから何か面白いことをしてやりたい。
心理学で使う「箱庭」が子供のおもちゃとして人気があるそうだ。でも、もうすぐこれがどこかへ貰われて
いってしまうらしい。「箱庭を自分達で作ってみたらどうか」と提言してみた。
「物を作る楽しさ」は知っていて損はない。
その教室は予算の割り当てもなく、自腹で何でも揃えなくちゃならないと言うおかしなシステムなので
教室には物があまりない。じゃ、それも逆手にとって、欲しい物は作るようにしようよ、と話し合った。
それも先生のお手伝いを子供がするのではなくて、子供の手伝いを先生がする、と言う自主性を
コンセプトにやってみようと。ちょっと楽しみになってきた。
ああ、これからめぐ○んこにこの教室で何をさせようか・・・と、影で支配し腕を鳴らす私は
ただの近所のおばさん。
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3月6日
やだー、知らない間に3月ですよ・・・
眠い・・・とにかく眠いのだ。
春眠暁を覚えずとはよく言ったもんだなあ。
朝どうしても起きられない・・・。体がどうしても動かない。体が動かないと、またウトウトしてしまうので
起きたらすぐに本を読むようにしている。
いやはや、サラリーマンの皆様には申し訳ない自由人。本当に申し訳ない・・・んがっ
本当に、なんだか必死になって起きるために本を読んでいる。
どんなに眠くても先が読みたくなるような展開の早い小説がいい。
こんな時難しい本を読んだら更に深い眠りに落ちてしまうのだから。
目がしばしばしてうまく開けられないので、片目ずつ必死に開けながら字を追っていくのだ。
そうすると、次第に両目で読めるようになってきて、にわかに興奮してくる。
そこが起き時。だのに、今度は先が気になっちゃって読むのをやめられない。
「寝ているよりはいい」と変な理由を付けて読み込んだりしてしまう・・・それじゃだめじゃん。
今朝は、ついに女デカが犯人の屋敷をつきとめ侵入、スコップで対戦しているのであった。
これ心理サスペンスなのですが、ミステリーやサスペンスが苦手な私も読める。
苦手と言いながら「ジャージャージャーン」と火サスの音楽を勝手に入れたりして。
犯人は誘拐・監禁した女の乳首をちょきんと切ってポッケに入れ、ふにふにしながら会社に行くの。
女の抜けた歯をキャンディーみたいに口の中で転がしながら仕事することもある。
なんて話を、読むたびにダーちゃんに報告するので、その時間を考えると
寝ていた方が時間を使っていないかもしれないんじゃない?!
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