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１１月２６日
腰痛のせいでビリヤードにも行けず、お休みの日はもっぱら映画鑑賞となっているのだった。
遅ればせながら、「キャシャーン」を観たよ。
「詰め込みすぎ」「ワケ解からん」と言う世評を聞いていたせいか、そうでもないじゃん、よく解かるじゃん、
と言うのが第一印象。ただ、確かに４時間以上の長編を２時間半くらい？にまとめたせいもあってか
ばんばん変化するシーンの中で地理を把握したり、「新造人間」のディテールを理解したりするのには
やはり２回観る必要があった。割愛を埋めるべくの説明的なセリフやシーンも多かった。
そして、あまりにも同時多発テロ以降のアメリカとイラクに重ね合わせた設定にも、どうよ・・・と言う気が
しないでもないのだが、もしこの戦争を知らない人が観たとしてもちゃんと観られるんじゃないかと思うので、
それはいいとしよう←何様よアンタ。
映画で大事なのは「伝える」事だし「感じさせる」事であると思うので、その点はダイレクトに来てる。
セツジツです。私ごときの総評としてはとても良かったと◎。
「憎しみからは憎しみしか生まれない」と言うテーマは、至極当たり前でありつつも9.11直後には
もっとも言いづらく、かつ、もっとも言わねばならないテーマでもあった。
「キリキリ←（及川ミッチーが紀里谷氏をこう呼ぶ）がやらねば誰がやる！」の思い込みとうぬぼれが
成せる業であるのだが、その強さなくして映画など撮れますまい。
もっとも私の琴線に触れたのは、キャシャーンが本人の望むところではなく偶然生まれてしまったヒーローで
悪も正義も愛もわからないまま戦い、迷い続けるただの甘ったるい若造であったと言うことだ。
肉体だけが超人。頭の中は勘違いしたおセンチさんで、人間時代同様、相変わらずのグズグズ状態。
そのリアリティに一票。苦悩するわよー。彼の戦う根拠は「母さんを返せ」だけなんだもん。
自分の中に戦う根拠がない人間が、誰かを殺さねばならないとはどういうことか。
それはなんかの片棒担がされてる私達の苦悩でもある。
結局、キャシャーンには何が解かったのか、何か掴んだのか、解からないままだ。
ただ、キャシャーンくんは戦いに違和感を持つ。
「誰かを憎み手にかけると言うことは、その誰かの大切な人を苦しめ、またそこから憎しみが生まれる」って、
なんか俺・・・やってることおかしくね？と思う。
敵役のブライキング・ボスも同時にちょっと気付いている。なんかおかしくね？
その問いが映画のテーマだ。
これから新世界に君臨しようと画策するその泣く子も黙るブライ達が、ミドリを心のよりどころとして
神のように慕ってしまう性、人間がいつも見えざる手を求めて止まない羊である辺りもリアリティある。
なぜ人には神が必要なのだろう。ミドリがいなけりゃ石ころでもいいんだよねぇ・・・人って。
ちなみに、私達青春80'sが子供の頃観ていた「キャシャーン」とはまったくの別物。
キャシャーンが一度もかぶってないのに、冒頭であのマスクを壊しちゃう辺り、伝統アニメには挑発的ですら
ありますな。憧れのフレンダーなんてただの犬としてちょい役。
アクボーン宮迫だしさ、、、バラシン毛皮だしさ、、、関係ねえか。
逃げ惑う民間人、オリジナルヒューマン達はチベットっぽさいっぱい。
共存の楽園を創造しようとするブライキング・ボスはまるで「破壊と創造」の神・シヴァだ。
きっとこれは、ヒンドゥーのなんたららだとか、これは仏教のなんたららだとか
アジア雑貨屋的には、そんな設定を予想するも楽しかった。
やっぱり近未来のロシアから満州付近にかけてが舞台設定になっているらしい。
しかし、みんながイマイチって言ってる映画を誉めるのは勇気がいる。
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１１月１９日
ややや、やっとアップできました。
でも、ネパニットボタンネックの写真を撮り忘れていて、見切り発車っす。
雨さえ止めば！近日中に！必ず！
腰痛もやや上向き加減で、ちょこっと無理も出来るようになって来ました。
なんだかここんとこ闘病日記ですみません。
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１１月１６日
腰痛と言うのは、病院へ行っても「しかたないね〜、シップ貼ってコルセットして楽にしててね」と
言われるだけなので、そう言われる為だけに出掛けるのがうっとうしく、体を斜めにして凌いで
いたんだけれど、なんだかいつもより治りが遅いなあ、と昨晩ぎゅうぎゅうと患部を押していたら
今朝方、あらららら〜状態に。ううう
観念して近所のはりきゅうマッサージ治療院に行ってみた。
どうせやんわりと低周波かなんかかけて終わるのだろうと思っていたら、ぎゅぎゅぎゅぎゅ〜〜っと
あいたたた〜〜とやっつけられ、「かったーい！酷いねこりゃ、、、痛かったでしょう・・・」と言われた。
そうか、やっぱりいつもよりひどかったか。
もちっと休みたい気もするけど、街わぁ〜クリスマス♪っと「チキンライス」がかかる度、
「やばい、今年が終わる！」と焦ってしまう、その方がストレスよーん！やめて浜ちゃん！
今日腰痛用のOAチェアが届いたので、明日からアップ作業に入る！
と、宣言して自分を追い込んでみたりして・・・と
宣言にコメントつけて逃げ道も作ってみたりして。
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１１月１１日
はりきって怒涛のアップ〜と、決めこみたいところなのだが・・・
な、なんと、またやってしまった。ぎっくり腰、一歩手前。
縦横の水平移動は出来るのじゃが、ささいな上下移動が出来ない。
今キーにかじりついて打ってますが、長くPCの前に座っている事が困難なありさまでございます。
うひーん、みじめ。
なんとかへっぴり腰で写真撮影を試みてみたけど、努力とは裏腹に良い写真が撮れない・・・
イーッ！
もちっと待っててね〜（T-T)
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１１月 ８日
元気に戻りました！
留守の間にご注文頂いた商品は、全て発送が完了しています。
長らくお待たせして申し訳ありませんでした。
留守と知りつつも、たくさんの方がご注文して下さって本当に嬉しかったです。
本当にどうもありがとうございます！！！
ここ2.3日新潟へも荷物を送っていましたが、取りあえず皆さんお元気なようで一安心しました。
そう、この１０月いっぱい日本は大変でしたね・・・
イタリアでは日本のニュースなど流れることが無く、それでもちらっと30秒ほど流れた映像を見て
新潟の地震を知りました。古ぼけた黄色い映像でなんだか日本じゃないみたい、そんな映像。
ほんとに一瞬通り過ぎていっただけのニュースで、どの程度の被害なのかまでは全然わからなかった。
それ以降気を付けてニュースを見ていましたが、もう流れる事はなかったのですね。
そしてCNNの見られるホテルに入って初めて香田さんの事件を知りました。
知った翌日には例の誤報です。びっくりしているうちに移動。
帰りのバンコク-成田間で新聞を読むまで、まったく正確な情報を得る事が出来ませんでした。
日本に住んでいる外国人が、自分の国の大事件を知りたくても、日本では全然やっていない。
そんな感じを味わっちゃいました・・・。帰るところがあってよかったよ。
だいたいニュースキャスターのバックに映し出された日本の映像、テロップが裏表！
これくらい頓着がないのよ。
日本のニュース映像を切り取って使ったのでしょうが、確認ぐらいしろよなあ・・・
イタリア人が日本に対して「アタタタタ〜！」←ブルースリー？
どわわわ〜ん（ドラの音）テケテケテンテンテ〜ン←中華の音
「中田！中村！」くらいしかイメージが無いのもこりゃ仕方ないかな、という感じです。
アジアひとかたまり。
それでいて、アニメは全部日本もの！ハム太郎やらどらえもんやらシティハンターやら。
そして間違った日本語Tシャツやマックのサムライシェイクなど、実は日本ブームでもあります。
でも何が日本的であるかは、やはりイタリアーノが勝手に決めたので、
特に頓着は無く、アジアはいつまでもひとかたまり。
そのうち、こじや買付け日記でお話していきたいと思っています。
ぼっつらぼっつらね。
ところで、日本に戻って早速ですが「発送方法」を一部変更しました。
ままかが代引きの発送で利用していた「ゆうパック」の取り扱いを廃止いたします。
ゆうパックの規定が変更され、重量制からサイズ制の料金となりましたらば、
軽くて嵩張る衣類にはまったく不向きなサービスとなってしまいました。
小さくて重い物には向いているようなのですが・・・。
ふかふかの軽いお洋服を近県に送るんだって1000円くらいかかるようになっちゃったのさ！
お客様とのワリカン制度を取り入れているままかです。これはお互いにつらい。
ですので、今後の代引きは普通郵便でやっていきます。
ゆうパックの方がお安い場合はもちろんこちらで手配いたしますが、
一応、代引きは日時指定なしで受け付けさせて頂き、お留守の際は不在票にて
お好きな日時に再配達をして頂くようにしたいと思っております。
ちょっとこれはままかにとっても転機かな、という気にもなりまして
新しい発送方法、支払いシステムについて考えたりしています。
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