◆過去小事
2006.07

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「裏小事(占い付き)」


8月13日

だいぶメーラーの中も静かになって来た。
お盆でみんな出掛けているのだろうな〜

16〜18日までお休みを頂いて・・・海水浴へ行くのです。
台風が来ようと雷が落ちようと行くのです。
私が幹事をしておりやす。
何が大変って、気まぐれで我侭な友人一同をまとめることもさることながら
日本で水着を着るっちゅうのが大問題。
日本でーだって・・・・あふん、かっこいい悩みであります。
しかしながらまじですよ。
サムイやらプーケットで着る水着なんて、隠れていればいいんです。
いやもっと言うなら隠れてなくてもいいんです。
日本で流行っている水着は、生地も厚めでワイヤーやパットが入っていたり
パレオやカバーパンツが標準装備みたいな、まるで洋服並みの気の使いよう。
あまり気を使っていないことがかっこいいような海外の南の島ではかえって浮いてしまう。
浮くも何も、それ以前に誰もいない。たまたま誰かいたって見てない。いや見てくれない。
気が付けば、私の水着もかなりかっこよくなっている。かなりどうでもいいような・・・海外仕様。

何年か前に、同じメンバーで海水浴へ行った時、やはり外国馴れした友人が身にまとっていたのは、
薄い三角布4枚のみ(胸x2 尻x1 毛x1)。その姿で、松林の続くもろ房総の浜辺や、もろ和風な
海の家で焼きそばを食べたりしていた。かなり潔い風景だった。一番の思い出となっているくらい。
ところが数年後の今年、どうやら私も同じわだちを踏みそうなのだ。
彼女はスタイルが良いのでまだ良い。なのにその彼女すら今年は布の分量が増えてると言う。
まずい。
そう私の場合、そのあっけらかんとしたデザインの水着その物が問題なのではなく、
いつの間にか年季の入った良からぬ物が・・・じょじょびドロドロぽーん!じょびじょぽーん!
あちこちからえへらえへらと顔を出すのであります。
これからちょっと水着に手を入れて、和風にしよう。


8月9日

こじを読み返していたら、今年はずーっと具合が悪いって話をしている。
元気なのにな。元気なときに読むと不思議。
ああ、それにしても面白いなぁ過去こじ。

私がネットを始めた頃はネット人口も今よりかなり少なく、ユーザーも拙かったが
ネットで人と繋がることにリスクも少なかった。出会い系だとか、詐欺も今ほど派手ではなく
個人情報の漏洩だとかウィルス防御だとかのセキュリティソフトもなかった。
当時は、掲示板で話している人を見ると放って置いちゃ失礼なんじゃないか?と思い、
メールマガジンで誰かが発言すれば、無視するなんて申し訳ない、と思う。
掲示板の持ち主やメルマガの発行者と話すだけでなく、ゲスト同士が会話を交わすのは
当たり前で、自然知らない人とお話しする機会がたくさんあったものだ。
「ちょっとした寄り合い」があちこちにあった。
これだけ毎日迷惑メールが届いて、何度かPCもリカバリーさせられてみれば
ネットに対して警戒心を抱いても致し方ない。
それに加えて人々がリアルに恐れているのは、心が傷つけられることなのではないか?とも思う。
傷つかないにはどうすれば良いか、まずそれには近づかないことだ。
ネットでは情報をフィードバックさせるくらいで、主観なんて絶対言わない方がいい。
面白いもので、匿名と言う仮面をかぶっていても人は傷つく。
とても面倒だ。誰かに傷つけられるのが怖いから、誰も傷つけないように気を遣うなんて。
そんなことに集中すること自体がなんか格好悪いじゃないか、だったら何も発信しなければ
良いじゃんって、みんな思ってるんだろうな。
それって、東京に似ている。
イメージの「東京」だけれども。「東京ってやつぁ〜」「都会で汚れて〜」の東京。
でも、本当はイメージじゃなくて本当の東京にも似ている。
お互いがお互いに気を遣って踏み込まないことが、一番大事なエチケットになっている。
突然の出来事に声が出なくて、体かこわばる。それが東京じゃなかろうか。
ネットは東京になっちまいやがった・・・

昔に比べてモニタの向こうにいるはずの人々がの反応がすごく鈍いぞ、
つまりもっとこじに感想をくれ、と言っているのだ。
いやぁ・・・・冗談ですよ・・・・・
昔に帰りたい、わけでもない。でも居心地は良くはない。
リアルで人との関わりが変わっていくように、ネットでも人との関わりは変わっていくのだろう。
そんなこと留めようもないことだ。でも居心地がよろしくないと気になるのだ。
私の放った言葉はどこかへたどり着いたのかな〜
これからネットってどこへ行くんだろうな〜って。

最近、とても素敵なブログを見つけて、よく読ませていただいている。
赤の他人の日々つれづれが面白く読めると言うのは、その人の文章力がすばらしいからだ。
誰にともなくその人が問いを投げかける。
すると、つい私も昔のネット界でのように話しかけたくなる。
「応答ください」と書いているのだから応答しても良かろうに、それを私自分が社交辞令として
読もうとするのだ。なぜなら自信がないから。
思いをまとめようとすると、自分の言語化力が低下していることに気づく。
私もネットに潜入して7年。打っても響かない世界になってからここ数年、モチベーションを
キープするだけでもどれだけ大変なことかしみじみとわかっているつもりだ。
だから少し自分にオマケしてやってもいいのだが、それを差し引いても
自分の力不足を感じざるを得ない・・・
こうしてまた一人東京で膝を抱えてルルルル〜なのだ。
馬鹿になっちゃったのか、自らを疑ってしまう。←もともとですよ
あーそして今日もここで力尽きる。

8月3日

ブラジャーの帯の下がかぶれてしまい、薬を貰いに近くの病院へ行った。
ブラジャーなんて意味ないのに。マメが見えたっていいさ。マメ?一体それが何さ。
誰に迷惑かけるって言うのさ!さらば社会性!さらばブラジャー!なんて思いながら。
相変わらず人が遊びに来ると不眠、次の日遠足だと不眠、とイベント不眠の状態が
ジム通いを始めた今でも続いているので、夏の行楽を前にその相談もしてみよう。
都合よくその近所の病院は、皮膚科、内科、泌尿器科なのだ。
待合室には3.4人。おじいちゃんが目立つ。さすが泌尿器。
ペの近況を読みながら待つこと30分・・・。あれー?なんか遅くない?
おじいちゃんの数はほとんど減っていない。
隣には同い年くらいの女性がいたが、待ち時間が堪えている様子はない。いつもこうですって感じ。
診察室からは絶え間なく話し声が聞こえる。先生はいるようだ。
さらに30分経って、おじいちゃんが交代。
じーっと様子を伺っていたらなんとなく解ってきた。泌尿器科と言うのは、尿の詰まりを取ったり
尿道の周りの筋肉を機械で刺激したりと、診察室入ってからやることいっぱいあるみたいなのだ。
そんなの処置室で看護師さんにやってもらって〜先生がやるからおじいちゃん達に人気なのか?
一人かっきり30分かかっている。あー、まじで〜?間違いなく私は3分で終るのに。
イライラし始めた頃、検尿室から腰の曲がったおじいちゃんが杖ついてフラフラ出て来た。
狙いをこちらに定めると、猛然と頭頂部が突っ込んでくる!ああっと避けると、そこへドンと座った。
レントゲン技師さんが追いかけて来て「田中さん、やっぱり処方箋、もう田中さんに渡してるって」
「◎×∵★!」「ほんとほんと、かばんになあい?!」「◎×∵★==!」下向いてるのと入れ歯が
パクパクなので、フランス語みたいに聞こえてしまう。よーく聞け。うむ慣れてくると聞こえるぞ。
「そうかい?おっかしいねえ、俺あ、なんも持ってねえな」
技師さんは同情たっぷりに「困ったねえ、出てこないと困るねえ」と言って頬に手を当て
田中おじいちゃんの横にぴったり座る。おじいちゃんは本当に直角に腰が曲がっていてかばんの
中身を出すのも大変。つまり処方箋をかばんにさっとしまったりなんて絶対出来ない思う。
お店を広げたその中には小さめのオムツパッドなどもあり衝撃的。
それでも「よ〜く見て〜」と技師さんは、同情たっぷりにまだ探させる。
「もう一回出そうか?処方箋」やっと言った!そうしてやってよ〜。ほっとする私。
でも田中のおじいちゃんは遠慮して「あれだって、もっかい出すったってうるさいべ」と言うと、あっさり
「じゃおうちに帰ってゆっくり探して」と言った。えー!田中のおじいちゃんがここに来るのってすごい
大変だと思うんだけど。そして絶対処方箋、持ってないと思うんだけど!今夜の薬はどうするの〜?
ペの近況を目で追ってる振りして気が気ではない。その時受付のお姉さんが処方箋のコピーを
ひらひらっと技師さんに見せたのだ。目で「いる?」と聞いている。技師さんは首を横に振った。
「じゃーねー田中さん、ばいばい」と言った。ええええーーー!!いま再発行出来たのに?!
例えば田中のおじいちゃんが薬ジャンキーで病院をだましては倍の薬を飲んでるとか?まさか〜。
処方箋を出した後前の処方箋が見つかって、じいちゃんたら貰ったの忘れてもう一回貰いに行った
としても、それは薬局が応じてくれまいて。出したっていいんじゃねえの〜?
ともかく今夜一人の老人が尿で苦労すること決定。
なんなんだろう?何がむかつくってその甘い声で、べったりくっついていかにも味方だよってその
態度だよな。と、怒っていたらもう30分。・・・もう帰ろう・・・。いやもうちょっとだけ。
じゃあ、次に私の隣の女の人が呼ばれたら、もうちょっと待とう。彼女はきっと早いから。
そう心に決めるやいなや彼女が呼ばれた。仕方ない、待つか・・・・・
あれー?遅くない?  見かけによらず彼女も泌尿器だったのだ。
受付へ行き「すみません、もう待てないので帰ります」と言うと「上村さん次なのに」と。
えーそれじゃあ待つよ〜もう〜、さらに20分経過。「上村さんどうぞ」
「あれ、これだけのために2時間か。ごめんねー」と先生。
先生、ちらっと次の人のカルテ見てさ、順番入れ違えても怒らないよ〜泌尿器の人は・・・
自分は30分、私は3分だもん。
で、やっぱり3分で、塗り薬と導眠剤の処方箋が出た。
朝飯前にぱぱっと済ますつもりで家を出て2時間。腹減った。
もう薬局に行く余裕がなく、走って帰って仕事しています。
つまりまだ薬を入手していません。
やー!

8月2日

気づけば8月。しかも2日。
梅雨明けしたばかりで秋のような風が吹いております。
体は楽だが、商売としてはいかんせん。

先週末は女の子3人+ダーちゃんで浴衣を着て花火大会へ行きました。
バスに乗って最寄り駅まで行った後、30分くらい港に向かって歩くのです。
ただひたすら羊のごとく。
今年はままかで浴衣を取り扱ったこともあって、どうしても女の子達の浴衣に目が行きましたね。
浴衣の柄は楽しい・・・!! 羊のごとく歩きながら、浴衣ウオッチング。
まあ、あれですね。浴衣ユーザーの多くは10〜20代なのですが、この10代と20代ですでに
浴衣の質が同じではいかんと思われましたね。蛍光カラーの蝶々を着ていいのは中学生まで。
20代で妙に暗いパターンで首元をがばーっと開けてたりするのも下品です。
ええ、港町だからこちら方向は多いんですが、似て非なるものは飲み屋のお姉ちゃん。
なんだか着物のごとく完璧に頭を結い上げ、キラキラメイクにやり過ぎの感は否めないのだが
それは営業だからと差っぴくとして、まず立ち居振る舞いがきれいで、上品な着付け。
やはりプロの手によるものか。一見の価値ありです。
小学校高学年になったら丁稚に出すべきかと。彼女たちのTPO能力には舌を巻きます。
私たちだって負けてはいません。
いやー、誰よりも素敵でした!浴衣が!ほんとに素敵な浴衣!
なかなかないパターンなのだな〜と実感しましたよ。
お買い上げ下さった皆さん、どうですか?もう使っていただけたかしら。鼻高々ですね〜

ところが、途中から雨に降られてしまい、卸したての浴衣に身を包んだ羊はぐっしょり。
負けずにつまみを食い荒らし、歓声を上げ、花火を堪能しましたが、今になって
風邪を引いている始末です・・・。
下を向くと鼻水が〜
夏風邪でやせたい!と言いながら食べています。
やたら元気でこれって風邪?

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見開きカラーページで掲載されています!
すっぴんです(いつもだけど)



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